アクション・メニュー・アイテムの定義

アクション・メニュー・アイテムを定義するには:

  1. ホーム・ページで「ナビゲータ」「ナビゲータ」アイコンをクリックし、「作成および管理」で、「アクション・メニュー」をクリックします。
  2. メニューを選択し、「メニューの編集」アイコンをクリックします。
  3. メニュー・アイテムを選択し、「メニュー・アイテムの編集」または「兄弟の追加」をクリックします。
  4. メニュー・アイテムを定義します:

    表24-1 「メニュー・アイテムの編集」のオプション

    アイテム 説明

    メニュー・アイテム

    特殊文字やスペースを入れずに、英数字とアンダースコア文字のみを含む一意の名前を入力します。

    ラベル

    メニューが選択されたときに表示されるテキストを入力します。スペースおよび特殊文字を使用できます。メニュー・ラベルはユーザー・インタフェースに表示されます。ラベルはテキストか、名前のリソース変数から参照できるものにします。たとえば、メニューのラベルを「ファイル」と設定して、それを「ファイル」に直接設定するか、ローカライズ可能な、「ラベル_ファイル」のようなリソースの名前に設定します。

    アイコン

    このオプションは現在サポートされていません。

    タイプ

    メニュー・アイテム・タイプを選択して、使用可能なプロパティを判別します。

    注:

    「メニュー・ヘッダー」にプロパティは使用できません。

    • URL: 指定されたURLを開くメニューを作成します。

    • フォーム: 選択したフォームを起動するメニューを作成します。ユーザーが、ソース・フォーム内で右クリックすると、メンバー、ページ、POVのメンバー選択のコンテキストが保持されます。ターゲット・フォームにページのこれらのディメンション・メンバーが含まれる場合、そのページはコンテキストが一致するよう設定されます。Webから起動された場合、フォームはWebで開きます。Oracle Smart View for Officeから起動された場合、フォームはSmart Viewで開きます。フレックス・フォームとして有効化されるフォームを参照するアクション・メニューは、これらのフォームをSmart Viewではフレックス・フォームとして開き、Webでは単一のフォームとして開きます。

    • ビジネス・ルール: 選択したビジネス・ルールを起動するメニューを作成します。

    • 承認の管理: 承認ユニットを操作するために「承認の管理」を開くメニューを作成します。

    • ダッシュボード: 選択したダッシュボードを起動するメニューを作成します。ユーザーがソース・フォーム内で右クリックすると、セル・コンテキストは保持され、ダッシュボードが新しい動的タブで開きます。

      注:

      動的タブ機能は、レッドウッド・エクスペリエンスが有効である場合にのみ使用できます。
    • メニュー・ヘッダー: 子のメニュー・アイテムの作成先にメニューを作成します。このアイテムでメニューに区切り線を表示するには、「ラベル」にハイフンを1つ入力します。この場合、「必須ディメンション」リストは使用できません。

    • 前のフォーム: ユーザーを前のフォームに戻すメニューを作成します。

    • バージョンのコピー: 「バージョンのコピー」を開いて、管理者が現在のフォームのデータをコピーできるようにするメニューを作成します。

      注:

      パワー・ユーザーおよびユーザーは、「バージョンのコピー」を使用できません。

    必須パラメータ

    ディメンションとメンバーを選択するか、メニュー・アイテムを表示するオプション(「視点」、「ページ」、「行」、「列」、「メンバーのみ」、「セルのみ」)を選択します。たとえば「勘定科目」を選択すると、ユーザーがフォームで勘定科目メンバーを右クリックしたときにメニューが表示されます。「行」を選択すると、ユーザーが行を右クリックしたときにメニューが表示されます。「なし」を選択すると、ユーザーがフォーム内の任意の場所を右クリックしたときにメニューが表示されます。

    注:

    Smart Viewでは、フォーム(単一のフォームまたはフレックス・フォーム)に添付されたアクション・メニューで、「ページ」および「POV」オプションはサポートされていません。
  5. メニュー・アイテムのタイプごとに、異なるメニュー・アイテム・プロパティを定義します:

    表24-2 メニュー・アイテム・タイプのオプション

    タイプ オプション

    URL

    1. 「URL」で、ユーザーがアクセスする完全なURLを入力します。例: http://サーバー名/HFM/Logon/HsvLogon.aspURLタイプのアクション・メニューは、新しいタブを自動的に起動します。

    2. 「フォーム・コンテキストの使用」を選択して、URLのカッコで囲まれたディメンション名(たとえば、<Entity><Account>)を、フォームのページまたはPOVの対応するディメンションのメンバー名と置き換えます。

      たとえば、URLでエンティティ、シナリオ、バージョンおよび勘定科目ディメンションのメンバーを返すには、URLを入力して「フォーム・コンテキストの使用」を有効にします:

      http://yourcompanyurl/EntDim=<Entity>&test['VERSION']=<Version>&Acc=<Account>

      URLは新しいタブで次のように開きます:

      http://yourcompanyurl/EntDim=<410>&test['VERSION']=<working>&Acc=<1110>

      「フォーム・コンテキストの使用」を無効にすると、URLは新しいタブでコンテキストを置換せずにそのまま起動されます。

    フォーム

    1. 「フォーム・フォルダ」で、宛先フォームを含むフォルダを選択します。

    2. 「フォーム」で、フォームを選択します。

    ビジネス・ルール

    1. 「キューブ」で、ビジネス・ルールで使用できるキューブを選択します。

    2. 「ビジネス・ルール」で、起動するビジネス・ルールを選択します。

    3. 「表示タイプ」で、実行時プロンプト・ページの表示方法を選択します:

      • クラシック・ビュー: デフォルトのアプリケーション・ビューを使用します

      • ストリームライン・ビュー: 異なるラインで各実行時プロンプトを表示

    4. オプション: 「ウィンドウ・タイトル」で、実行時プロンプトのかわりに表示するタイトルを入力します。

    5. オプション: 「「OK」ボタン・ラベル」で、「OK」ボタンに表示するテキストを入力します。

    6. オプション: 「「取消」ボタン・ラベル」で、「取消」ボタンに表示するテキストを入力します。

    7. オプション: 「確認メッセージの起動」で、ビジネス・ルールが呼び出されて起動する前に表示するテキストを入力します。このオプションにより、サービス管理者はビジネス・ルールの起動の結果についてユーザーに意味のあるメッセージを表示することができます。

    承認の管理

    シナリオバージョンを選択して、ユーザーの移動先の承認ユニットを指定します。

    ダッシュボード

    「ダッシュボード」で、ダッシュボードを選択します。

    前のフォーム

    ユーザーを前のフォームに戻すメニュー・アイテムの名前を入力します。

    バージョンのコピー

    管理者が「バージョンのコピー」を使用して、サポート詳細、注釈、セル・テキスト、セル・ドキュメントなど、現在のフォームのフォーム・データを他のバージョンにコピーできます。次のデフォルト値を選択します:

    1. 「シナリオ」で、コピー元とするシナリオを選択します。

    2. 「コピー元」で、コピーするデータを含むバージョンを選択します。

    3. 「コピー先」で、データのコピー先とするバージョンを選択します。

    注:

    パワー・ユーザーおよびユーザーは、「バージョンのコピー」を使用できません。
  6. 「保存」をクリックします。