自動プレディクトのプレディクションの詳細レポートの確認

自動プレディクトのプレディクション結果の詳細を、Excelワークシート形式にダウンロード可能なレポートで確認できます。これには、プレディクション・ステータス、使用された手法、およびプレディクション精度などの詳細が含まれます。

Excelワークブックには複数のワークシートが含まれます:

  • サマリー: プレディクションと使用されたPOVおよびプレディクション中に考慮されたイベントに関する詳細を含むプレディクションのサマリー。

  • レポート: メンバー名の別名を使用して連続して表示されるプレディクションの詳細レポート。ステータス、精度、プレディクション手法、季節性、外れ値の調整、誤差測度、およびその他のプレディクション統計などの詳細が含まれます。

  • SV_Series_Data_CubeName (Smart Viewシリーズ・データ)データ・アクセス・シート: Smart Viewを使用したプレディクションに使用されたキューブに対するデータ・アクセス。プレディクション・データに対してアド・ホック分析を実行することもできます。複数のキューブ・ジョブについて、ソース・キューブのワークシートと、プレディクション・キューブのワークシートが含まれます。

詳細レポートは自動プレディクト・ジョブの実行時に自動的に生成され、ジョブの完了時に送信ボックスに圧縮済形式で使用可能になります。レポートは、自動プレディクトのプレディクション・ジョブが次に実行されたときに上書きされます。

レポートの確認

自動プレディクトページからレポートを確認するには:

  1. ホーム・ページから、「アプリケーション」をクリックし、「概要」をクリックして、「アクション」メニューから、「自動プレディクト」を選択します。

    または、IPMインサイトを使用する場合は、ホーム・ページで、「IPM」をクリックし、「構成」をクリックします

  2. 自動プレディクト定義の横にある「アクション」メニューで、「レポートのダウンロード」を選択します。

送信ボックスからレポートをダウンロードするには:

  1. ホーム・ページで「アプリケーション」をクリックし、「概要」をクリックします。

  2. 「アクション」メニューから、「受信ボックス/送信ボックス・エクスプローラ」を選択します。

  3. AP_JobName.zipを探して、ファイルをダウンロードします。

プレディクション・データの分析

SV_Series_Data_CubeNameワークシートで、Smart Viewを使用してアド・ホック分析を実行してプレディクション・データにドリルできます:

  1. SV_Series_Data_CubeNameワークシートを選択します。ワークシートには、履歴日付範囲、プレディクション日付範囲および分析を開始するメンバーなどの基本情報が移入されています。

  2. 自動プレディクトのプレディクションが実行されたサーバーに接続します。

  3. プレディクションに使用されたキューブ(キューブ名はワークシート名に追加されています)を選択し、次に「このワークシートのアクティブ接続の設定」を選択します。

    プレディクションの定義で、ソース・キューブとプレディクション・キューブの2つのキューブが使用されている場合、各ワークシートに関連付ける適切なキューブを選択して、この手順を両方のSV_Series_Data_CubeNameワークシートで繰り返します。

  4. 「リフレッシュ」をクリックします。

プレディクション・データ分析のヒント:

  • 分析するメンバーについて、「レポート」ワークシート(「系列ディメンション」列)からSV_Series_Data_CubeNameワークシートにメンバーをコピーして貼り付けます。
  • 「レポート」ワークシートで、様々な方法でデータを分析するためにソートできます。たとえば、「精度」列でソートして、精度の低いケースを確認します。次に、より細かく分析するメンバーをコピーしてSV_Series_Data_CubeNameワークシートに貼り付けます。たとえば、精度が最も低い10人のメンバーなどです。

  • Excelのグラフ機能を使用して、プレディクション結果を様々な方法でビジュアル化します。
  • ワークシート・データにプレディクティブ・プランニングを使用する場合は、まず、月と年以外の列のすべてのディメンションを「Planningアド・ホック」メニューを使用してPOVにピボットします。