他の条件の詳細は、ルール・ビルダーによってサポートされている条件を参照してください。
現在のセル値
アクション:
アクションが実行されるのは、ルールが呼び出される現在のデータ・セルの値がこの条件を満たす場合です。
演算子:
この関数で使用可能な演算子は、「=」、「!=」、「<」、「<=」、「>」、「>=」、「次と等しい」、「次と等しくない」、「次を含む」、「次で始まる」または「次で終わる」です。これらの演算子は、選択したターゲット値に作用します。ターゲット値には、フリー・フォーム値、セル値、列値、行値またはディメンション間メンバーがあります。
条件定義:
条件評価:
前の図に示す条件の場合、条件が評価されると、メンバーRow_Member1を持つ行1のセルは赤になります。
セルの値
アクション:
アクションが実行されるのは、指定したセルの値が条件を満たす場合です。
演算子:
この関数で使用可能な演算子は、「=」、「!=」、「<」、「<=」、「>」、「>=」、「次と等しい」、「次と等しくない」、「次を含む」、「次で始まる」、「次で終わる」です。これらの演算子は、選択したターゲット値に作用します。ターゲット値には、フリー・フォーム値、セル値、列値、行値またはディメンション間メンバーがあります。
条件定義:
条件評価:
設計時セルは、次の図に示すように、データ入力時に1つ以上のデータ・セルまで展開できます。セルの値は、展開されたすべてのデータ・セルの値の合計です。たとえば、セルA1の値は、紫色の線で囲まれたセルの値の合計(1+2+5+6+9+10=33)です。また、セルA2の値は、青色の線で囲まれたセルの値の合計(13+14+17+18=62)です。
列値
アクション:
アクションが実行されるのは、指定した列の値が条件を満たす場合です。
演算子:
この関数で使用可能な演算子は、「=」、「!=」、「<」、「<=」、「>」、「>=」、「次と等しい」、「次と等しくない」、「次を含む」、「次で始まる」または「次で終わる」です。これらの演算子は、選択したターゲット値に作用します。ターゲット値には、フリー・フォーム値、セル値、列値、行値またはディメンション間メンバーがあります。
条件定義:
条件評価:
設計時列は、次の図に示すように、データ入力時にデータ・セルまで展開できます。列の値は、現在の行の場所にあるこの列内の展開されたすべてのデータ・セルの値の合計です。ルールが評価されている現在のセルがグリッド内で変更されると、これに応じて現在の行も変更されます。
たとえば、メンバーRow_Member1を持つ行1の任意のセルに対してルールが評価される場合、列Aの値は、紫色の線で囲まれたセルの値の合計(1+2=3)になります。メンバーRow_Member3を持つ行1の任意のセルに対してルールが評価される場合、列Aの値は、青色の線で囲まれたセルの値の合計(9+10=19)になります。同様に、メンバーRow_Member5を持つ行2の任意のセルに対してルールが評価される場合、列Aの値は、緑色の線で囲まれたセルの値の合計(17+18=35)になります。
行値
アクション:
アクションが実行されるのは、指定した行の値が条件を満たす場合です。
演算子:
この関数で使用可能な演算子は、「=」、「!=」、「<」、「<=」、「>」、「>=」、「次と等しい」、「次と等しくない」、「次を含む」、「次で始まる」、「次で終わる」です。これらの演算子は、選択したターゲット値に作用します。ターゲット値には、フリー・フォーム値、セル値、列値、行値またはディメンション間メンバーがあります。
条件定義:
条件評価:
設計時行は、次の図に示すように、データ入力時に1つ以上のデータ・セルまで展開できます。行の値は、現在の列の場所にあるこの行内の展開されたすべてのデータ・セルの値の合計です。ルールが評価されている現在のセルがグリッド内で変更されると、それに応じて現在の列も変更されます。
たとえば、メンバーColumn_Member1を持つ列Aの任意のセルに対してルールが評価される場合、行1の値は、紫色の線で囲まれたセルの値の合計(1+5+9=15)になります。同様に、メンバーColumn_Member2を持つ列Aの任意のセルに対してルールが評価される場合、行2の値は、青色の線で囲まれたセルの値の合計(14+18=32)になります。
ディメンション間メンバー
アクション:
アクションが実行されるのは、ディメンション間メンバーによって参照されるデータ・セルの値が条件を満たす場合です。現在のデータ・セル・メンバーを使用して、メンバーがディメンション間に指定されていないディメンションのセルを完全修飾します。このメンバー名は、フリー・フォームで入力されます。
注:
フォームの検証ルールでディメンション間演算子が使用されている場合、ディメンション間セルがフォーム上で表されている必要があります。ディメンション間セルが含まれる列または行が、その場所に表示されることをユーザーが望まない場合にフォーム上で非表示になっていることがあります。
演算子:
この関数で使用可能な演算子は、「=」、「!=」、「<」、「<=」、「>」、「>=」、「次と等しい」、「次と等しくない」、「次を含む」、「次で始まる」または「次で終わる」です。これらの演算子は、選択したターゲット値に作用します。ターゲット値には、フリー・フォーム値、セル値、列値、行値またはディメンショナル間メンバーがあります。ターゲット値には、各ディメンションの1つのメンバーのみを含めることができますが、ディメンションのメンバーのみを行または列として含める必要があります。
条件定義:
条件評価:
前のルールがグリッド・レベルで適用されると、このルールはフォームの各セルで呼び出され、紫色の線で囲まれたセルの値とこのセルの値が比較されます。このため、Row_Member5のセル->Column_Member2は赤色になります。
メンバー名
アクション:
アクションが実行されるのは、ルールが呼び出される現在のデータ・セルの交差に、指定したディメンション・メンバーがある場合です。フォームが作成されたキューブに、選択したディメンションのメンバー名が含まれる必要があります。
演算子:
演算子には、「次と等しい」、次と等しくない、「次を含む」、「次で始まる」または「次で終わる」を使用できます。メンバー名であるターゲット値は、フリー・フォームで選択または入力されます。
条件定義:
メンバー
アクション:
アクションが実行されるのは、ルールが呼び出される現在のデータ・セルの交差に、指定したディメンション・メンバー(または、指定した関数の評価結果として生成されるメンバーの1つ)がある場合です。
演算子:
使用可能な演算子は「次に含まれる」および次に含まれないです。メンバーであるターゲット値は、フリー・フォームで選択または入力されます。
属性を含める
ルールには属性値を含めることができます。「ソース・タイプ」が「属性」の場合、使用可能な演算子は「次である」で、属性値を「ターゲット値」フィールドに直接入力できます。「ソース・タイプ」が「メンバー」であり、「ターゲット値」フィールドで「次に含まれる」、または次に含まれない演算子を選択する場合は、をクリックして「メンバー選択」ダイアログ・ボックスの「変数」をクリックして、属性を選択できます。メンバー選択関数セレクタを使用して、「等しくない」や「以上」などの属性の関数を選択できます。
データ検証ルールに属性値を使用する場合、属性の評価方法に注意してください。1つのルールが1つまたは複数のディメンションからの1つまたは複数の属性を参照する場合、同じ属性ディメンションからの属性値はORとして評価され、異なる属性ディメンションからの属性はANDとして評価されます。たとえば、ルールに属性IN Red、Blue、True、Bigが含まれる場合、いずれか(Red OR Blue) AND True AND Bigのすべてのメンバーが選択されます。詳細は、メンバーとしての属性値の選択を参照してください。
メンバーのソース・タイプの条件定義
属性のソース・タイプの条件定義
勘定科目タイプ
アクション:
アクションが実行されるのは、ルールが呼び出される現在のデータ・セルの交差に、指定した勘定科目タイプの勘定科目がある場合です。現在サポートされているすべての勘定科目タイプ(費用、収益、資産、負債、資本、保存された仮定)が表示されます。
演算子:
使用可能な演算子は、「次である」です。
条件定義:
バージョン・タイプ
アクション:
アクションが実行されるのは、ルールが呼び出される現在のセルの交差に、指定したバージョン・タイプのバージョンがある場合です。現在サポートされているバージョン・タイプ(標準ボトムアップ、標準トップダウン)が表示されます。
演算子:
使用可能な演算子は、「次である」です。
条件定義:
差異レポート・タイプ
アクション:
アクションが実行されるのは、ルールが呼び出される現在のセルの交差に、指定した差異レポート・タイプの勘定科目がある場合です。使用可能な差異レポート・タイプ(費用、費用外)が表示されます。
演算子:
使用可能な演算子は、「次である」です。
条件定義:
UDA
アクション:
アクションが実行されるのは、ルールが呼び出される現在のセルの交差に、指定したディメンションのメンバーに関連付けられたこのUDAがある場合です。UDA参照は、選択したディメンションに基づいて選択されます。条件は、選択した値と等しいこのディメンションのUDAに基づいています。UDA値は、ドロップダウン・リストから選択する必要があります。
演算子:
使用可能な演算子は、「次である」です。
条件定義:
属性
アクション:
アクションが実行されるのは、ルールが呼び出される現在のセルの交差に、指定したディメンションのメンバーに関連付けられたこの属性がある場合です。属性参照は、選択したディメンションに基づいて選択されます。条件は、選択したターゲット値と等しいこのディメンションの属性に基づいています。
演算子:
使用可能な演算子は、「次である」です。
条件定義: