アプリケーション・データベースのリフレッシュ

アプリケーション・データベースには、アプリケーションの各キューブのデータが保管されます。アプリケーション構造を変更し、ディメンションやメンバーなどのアーティファクトを変更したら、データベースをリフレッシュする必要があります。「データベースのリフレッシュ」プロセスをすぐに開始するか、後でジョブとして実行するようにスケジュールできます。

データベースをリフレッシュするには:

  1. データベースをリフレッシュする前にを参照してください。
  2. 「アプリケーション」「概要」の順にクリックします。
  3. 「アクション」「データベースのリフレッシュ」の順にクリックします。
  4. 「データベースのリフレッシュ」ページで、「作成」をクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。

    データベースのリフレッシュ前

    • アプリケーションを使用可能にする対象: リフレッシュ中にすべてのユーザーまたは管理者(現在ログインしているサービス管理者)が管理モードでアプリケーションにアクセスできるようにします

    • すべてのユーザーのログオフ: リフレッシュを開始する前にすべてのアプリケーション・ユーザーをログオフします

    • すべてのアクティブな要求の停止: Essbaseアプリケーションにアクティブな要求があれば停止して、リフレッシュを開始します

    データベースのリフレッシュ後

    • アプリケーションを使用可能にする対象: リフレッシュ後に、「すべてのユーザー」または「管理者」がアプリケーションを使用できるようにします

    • メタデータの検証: デフォルトでは、このオプションは選択されていません。このオプションが選択されている場合は、ビジネス・プロセスとOracle Essbaseの間のメンバー・アイデンティティ(ID)の不一致がスキャンされ、リフレッシュ・プロセス後に自動的に解決されます。「メタデータの検証」を選択すると、リフレッシュ・プロセスにかかる時間が長くなることがあります。詳細は、メタデータの検証を参照してください。

      「メタデータの検証」オプションは、ハイブリッド・ブロック・ストレージ・オプション(BSO)キューブ(ハイブリッドBSO、ASOおよびBSO)をサポートするOracle Essbaseバージョンで実行されているこれらのストレージ・オプションがあるキューブで使用できます。このオプションは、ハイブリッドBSOキューブをサポートしていない従来のEssbaseバージョンで実行されているキューブでは使用できません。

  5. データベースをすぐにリフレッシュするには、「データベースのリフレッシュ」をクリックします。リフレッシュを後でジョブとして実行するには、「ジョブとして保存」をクリックします。データベースのリフレッシュ・ページで選択したすべてのオプション(「メタデータの検証」を含む)は、保存済ジョブに保持されます。ジョブの管理を参照してください。

    ヒント:

    後続の「データベースのリフレッシュ」ジョブのジョブ作成プロセスを合理化するために、「名前を付けて保存」オプションを使用して既存のジョブを複製し、それを更新できます。ジョブの複製を参照してください。

トラブルシューティング

データベースのリフレッシュの問題のトラブルシューティングの詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudオペレーション・ガイドデータベース更新の問題のトラブルシューティングを参照してください。