カスタム・ディメンションおよびメタデータの設定

データ値をディメンションに分類します。ディメンションの合計は最大32個です。

アプリケーションには、勘定科目およびエンティティの2つのカスタム・ディメンションが含まれています。勘定科目およびユーザー定義のディメンションは、ユーザーから収集するデータを指定するために使用します。エンティティは、組織内のプランニング情報のフローをモデリングして、プランのレビュー・パスを確立するために使用します。

アプリケーションの作成時に「標準」複数通貨オプションを選択した場合は、アプリケーションには、為替レートを保管するためのHsp_Ratesディメンションが含まれます。このディメンションには、これらのメンバーの他に通貨レートを保管する次のメンバーが含まれます。

  • Hsp_InputValue: データ値を格納

  • Hsp_InputCurrency: データ値の通貨タイプを格納

カスタム・ディメンションおよびHsp_Ratesの詳細は、簡易ディメンション・エディタでのディメンションの編集を参照してください。

注:

メンバー名を手動で入力するか、メタデータ・ファイルからインポートして勘定科目、エンティティおよびカスタム・ディメンション・メンバーを設定できます。メタデータからインポートするには、まず、各ディメンションのメタデータをフラット・ファイルにエクスポートしてから、このウィンドウで、そのフラット・ファイルを参照することによりメタデータをインポートします。フラット・ファイルを作成する手順については、メタデータ・インポート・ファイルの作成を参照してください。

カスタム・ディメンションを設定するには:

  1. ディメンションを追加したり、事前入力されたディメンションの名前を変更するには、「ディメンション・タイプ」の右側にある「ディメンション名」列に、ディメンションの名前を入力します。

    ディメンション名には、空白を含めて最大80文字を指定できます。

  2. ディメンションごとに、そのメンバー名を入力します。

    たとえば、バージョン・ディメンションに、Budget2014と入力できます。後でメンバーを追加できます。

    「レコード数」列には、入力したメンバー数またはフラット・ファイル内のメンバー数が表示されます。

  3. オプション: 勘定科目、エンティティまたはカスタム・ディメンションのメタデータをフラット・ファイルからインポートするには、「参照」をクリックします。

    小さいディメンション(たとえば1,000メンバー以下)のインポートには、この方法を使用します。増分更新や大きいディメンションのロードには、インポートおよびエクスポートの方法(データとメタデータのインポートおよびエクスポートで説明)を使用します。

    フラット・ファイルを作成する手順については、メタデータ・インポート・ファイルの作成を参照してください。アプリケーションのパフォーマンスに影響する多くのメンバーがファイルに存在する場合、エラーが表示され、表示されるレコードの数は0 (ゼロ)になります。

  4. 「作成」をクリックします。
  5. ロードするメタデータがさらにある場合は、メタデータのインポートに進みます。