フリーフォームでは、標準アプリケーションによって強制されるキューブおよびディメンションの制限を受けずに、選択したキューブおよびディメンションでアプリケーションを作成できます。フリーフォームを使用して、ビジネス・プロセスの機能性を利用する機能を維持しながら、独自のキューブをモデル化して構築できます。
フリーフォームには、Oracle Smart View for OfficeまたはOracle Enterprise Performance Management Cloudの画面を使用してアクセスでき、カスタム関数のためのGroovyスクリプトおよび計算用のビジネス・ルールがサポートされています。
複数のキューブを使用してアプリケーションを作成することも、単一のキューブを使用してアプリケーションを作成し、後でキューブをさらに追加することもできます(最大で合計12個のキューブ)。
Note:
次の機能を使用するには、提供されているシナリオ、バージョン、期間および年ディメンションが存在する必要があるため、これらの機能をフリーフォームで使用することはできません:
予測プランニング
自動予測
IPMインサイト
フリーフォームでは、シナリオ、バージョン、期間および年ディメンションをカスタム・ディメンションとして定義できます。
また、次の機能はフリーフォームでは使用できません:
複数キューブ・フリーフォーム・アプリケーションについて
フリーフォーム・アプリケーション内のカスタム・ディメンションの許容最大数は26です。
キューブでディメンションを共有することも、スタンドアロン・ディメンションを使用することもできます。
すべてのディメンションをカスタムにすることも、ネイティブの勘定科目、期間またはエンティティ・ディメンション、あるいはそのすべてをキューブで継承することもできます。
クロス・キューブ・データ・マップ、「スマート・プッシュ」および「データのコピー」のサポートをフリーフォーム・アプリケーション・タイプで使用できます。
複数キューブ・フリーフォーム・アプリケーションは、次に示す既存のビジネス・プロセスの前提に制約されます:
メンバーは、フリーフォーム内のすべてのキューブ間で一意である必要があります。
ガバナーは、アプリケーション・レベルで適用可能であり、キューブ・レベルで適用することはできません。
メンバー名の重複を許可するために、入力アウトラインを有効にしないでください。
ビデオ
目的 | 方法の学習 |
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フリーフォームの概要を確認します。 |
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オンプレミスのOracle Essbaseアウトライン(OTL)ファイルおよびスナップショットからフリーフォーム・アプリケーションを作成します。 |
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Essbaseアウトラインを使用して複数キューブ・フリーフォーム・アプリケーションを作成します |
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ハイブリッドBSOキューブを使用してフリーフォーム・アプリケーションを作成します |
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ASOキューブまたはレポート・キューブを使用してフリーフォーム・アプリケーションを作成します |
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BSOキューブまたはASOキューブを使用して複数キューブ・フリーフォーム・アプリケーションを作成します |
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Excelテンプレートを使用してフリーフォーム・アプリケーションを作成する方法を学習します。Excelテンプレートを使用して、アプリケーション・プロパティの定義、キューブの管理、ディメンションおよびメンバー、属性、アクセス権限の作成、フリーフォーム・アプリケーションへのデータ・ロードを行う方法を学習します。 |
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Excelテンプレートを使用して、Webインタフェースで変更を確認しながらフリーフォーム・アプリケーションを更新する方法を学習します。Excelテンプレートを使用してフリーフォーム・アプリケーションを作成した後で、同じテンプレートを使用して、ディメンション、メンバー、代替変数およびセキュリティに変更を加える方法を学習します。その後、Planning Webインタフェースで、アプリケーション管理オプションを割り当て、アプリケーションのプロパティと定義およびインポートしたデータを確認します。 |