アラートの作成

タスク・マネージャでタスク、スケジュール、フォームなどのオブジェクトからアラートを作成したり(アクセス権がある場合)、アラート・リストからアラートを作成できます。アラート・タイプなどの情報を指定し、「アクション」ダイアログ・ボックスから送信すると、アラートが作成されます。

必要に応じて、アラートに対してアラートを作成できます。たとえば、ネットワーク問題や電源問題とは別に機能するように、「システム停止」問題用のサブアラートを作成できます。

オブジェクトに対するアラートを作成する場合、そのオブジェクトに固有のアラート・タイプと汎用のアラート・タイプ(「基本アラート」など)を使用できます。アラート・リストからアラートを直接作成する場合は、汎用アラート・タイプのみ使用できます。

作成したアラートの最初のステータスは「オープン(所有者)」になります。

注:

アラートがロック済オブジェクト(期間、スケジュールなど)に関連付けられている場合でも、「オープン」ステータスのままにすることができます。

次の表に、アラートのワークフローを示します。

表6-2 アラート・ワークフロー

役割 アクション

所有者(アラートを開始したユーザー)

送信

再オープン(アラートを所有者に返信する)

担当者

送信

情報の要求(アラートを所有者に返信する)

Approver1

承認

却下(アラートを担当者に返信する)

ApproverN

承認

却下(アラートを担当者に返信する)

アラートを作成するには:

  1. 次のいずれかの方法を使用します:
    • アーティファクト(タスクまたはアラート)に移動し、そのアーティファクトを開いて「アラート」タブをクリックします。
    • スケジュールの場合は、スケジュールを編集し、「アラート」タブをクリックします。
    • 補足データ・フォームの場合は、フォームを編集し、「アラート」タブをクリックします。
    • アラート・リストから、年および期間のみに関連付けられた汎用アラートを起動します。
  2. 「新規」(+)をクリックします。
  3. Data Corruptedなど、アラートの一意の名前を入力します。入力できる最大文字数は80文字です。
  4. 「タイプ」で、管理者定義のアラート・タイプのリストからData Issueなどのアラート・タイプを選択します。

    アラート・タイプを選択すると、アラートは、そのアラート・タイプに定義されたすべての指示、ワークフロー・ユーザー、属性、質問および参照者を継承します。

    「所有者」は、アラートを作成したユーザーの名前です。

    「担当者」は、アラートの解決を担当するユーザーです。これは、ユーザー、グループまたはチームです。デフォルトの担当者は、アラート・タイプから継承されます。

    「承認者」アラート・タイプから継承されます。

  5. 「年」から年を選択します。がすでに関連付けられているオブジェクトからアラートが作成される場合、この値は変更できません。
  6. 「期間」から、期間を選択します。期間がすでに関連付けられているオブジェクトからアラートが作成される場合、この値は変更できません。
  7. 「終了日」に、アラートの期限日を指定します。通常これは、アラートが作成されたオブジェクトに基づいて移入されます。終了日を設定する必要があります。
  8. 「優先度」リストから、アラートの優先度(「高」「中」「低」)を選択します。

    「指示」に、アラート・タイプに含まれている指示が表示されます。これらは読取り専用です。

    基本アラートに指示はありません。

  9. 「説明」に、「データが破損しています」など、アラートの説明を入力します。最大255文字まで入力できます。
  10. オプション: アラートの説明を補う参照を追加するには:
    1. 「ファイルの添付」をクリックし、ファイルを選択して添付してから、「OK」をクリックします。
    2. 「リンクの添付」をクリックし、URL名を入力してからURLを入力し(Oracleとhttp://www.oracle.comなど)、「OK」をクリックします。
  11. アラートを作成するには、「OK」をクリックします。

    「アラートの作成」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックすると、「アラート・アクション」ダイアログ・ボックスが「オープン(所有者)」ステータスで開きます。次に所有者は 「送信」をクリックして「オープン(担当者)」ステータスに変更したり、ダイアログ・ボックスを閉じる(X)ことができます。