シナリオ・ロールアップのビジネス・ケースの定義

シナリオ・ロールアップ構造を構築したら、シナリオ・ロールアップ定義を完了するために1つ以上のビジネス・ケースを作成する必要があります。ビジネス・ケースは、子ノード・データが親にロールアップされる方法を定義します。

ビジネス・ケースを作成するには:

  1. シナリオ・ロールアップ構造内のモデルを選択し、「新規ビジネス・ケースの追加」をクリックします。
  2. ビジネス・ケース名を入力します。
  3. 「コントリビューションするリーフ・ノード・シナリオ」で、シナリオ・ロールアップ時にデータを親モデルにロールアップするためにこの構造内のリーフ・ノードに使用するデフォルト・シナリオを選択し、「追加」をクリックします。

    個々のリーフ・ノードと関連付けられたシナリオは、後でシナリオ・ロールアップ・ツリー構造リストの「シナリオ」列で変更できます。

    ビジネス・ケースが追加され、現在アクティブなビジネス・ケースとなります。

  4. さらにビジネス・ケースを追加するには、「ビジネス・ケース」の横のビジネス・ケース名をクリックして、「ビジネス・ケースの追加」をクリックします。たとえば、異なるデフォルト・シナリオを反映するビジネス・ケースや、異なるモデル特性を持つビジネス・ケースを追加できます。
  5. あるモデルをロールアップ時にビジネス・ケースから除外するが、シナリオ・ロールアップ構造には保持する場合は、そのモデルを選択し、「アクション」「アクション」メニューメニューからモデルの除外をクリックし、「親ビジネス・ケースから」または「すべての親ビジネス・ケースから」のどちらから除外するかを選択します。モデルが親ビジネス・ケースから除外された場合、モデル名の横に[除外]が表示されます。モデルがすべての親ビジネス・ケースから除外された場合、モデル名の横に[すべてから除外]が表示されます。

    たとえば、ロールアップのための追加プロセスを適用しないモデルもあります。たとえば、通貨以外の勘定科目(物価上昇率や価格/数量の関係など)をシナリオ・ロールアップに含めても意味がありません。

  6. ビジネス・ケースを削除するには、「ビジネス・ケースの追加」リストでそのビジネス・ケースを選択し、「アクション」 「アクション」メニューメニューから「ビジネス・ケースの削除」をクリックします。

注:

ユーザーがOracle Smart View for Officeでも作業している場合は、「リフレッシュ」をクリックすると、データベースから変更を取得できます。

ビジネス・ケースを追加した後、ビジネス・ケースをさらに定義するためにモデル特性を定義します。モデル特性の定義を参照してください。