タスクの概要

戦略モデリングで実行するタスクを確認します。一般に、タスクの実行は次の順序で行います:

  1. アプリケーションを開いて、モデルの作成に使用するテンプレートを確認し、モデルを作成するか、既存のモデルを開きます。テンプレートの操作および戦略モデリング・モデルの作成を参照してください。
  2. 必要に応じて、モデルをチェック・アウトします。また、モデルのコピーを開くこともできます。モデルのオープン、チェック・アウトおよび削除を参照してください。
  3. 次のような戦略分析タスクを実行します:
    • 勘定科目およびサブ勘定科目を管理します。
    • 勘定科目の予測方法を定義します。
    • 勘定科目のターゲット値を指定します。
    • シナリオ・マネージャを使用してWhat-If分析を実行します。
    • 値の計算方法を判別します。
    • モデルを計算します。
    • シミュレーションを使用して予測精度を向上させます。
    • 期間を使用します。
    • 資金調達オプションを使用します。

    モデルの操作を参照してください。

  4. 組込みレポートおよびカスタム・レポートを確認します。 レポートの操作
  5. シナリオ・ロールアップを構築および実行して、データをロールアップします。シナリオ・ロールアップの作成および実行を参照してください。

注:

管理者により付与されたモデルおよび機能へのアクセス権によっては、この項で説明するすべての機能が表示されないことがあります。

開始するには、「戦略モデリング」をクリックし、コンポーネントを選択します:

表13-1 戦略モデリングのタスク

タスク 実行するタスク 詳細情報
モデル
  • モデルを作成、チェック・アウトおよび開きます。
  • 勘定科目ビューで作業します。
  • 勘定科目グループを使用します。
  • 勘定科目およびサブ勘定科目を管理します。
  • 勘定科目の予測方法を定義します。
  • 勘定科目のターゲット値を指定します。
  • シナリオ・マネージャを使用してWhat-If分析を実行します。
  • シミュレーションを使用して予測精度を向上させます。
  • 値の計算方法を判別します。
  • 期間を管理します。
  • 資金調達オプションを使用します。
  • 損益計算書、貸借対照表、資金フローなどの組込みレポートを確認します。
  • Oracle Smart View for Officeで設計されたカスタム・レポートを確認します。
モデルの操作
シナリオ・ロールアップ
  • シナリオ・ロールアップを作成します。
  • モデル特性を指定します。
  • ビジネス・ケースを構築します。
  • シナリオ・ロールアップを実行します。

また、ジョブ・コンソールでシナリオ・ロールアップのステータスを確認できます。

シナリオ・ロールアップの作成および実行
テンプレート モデルの作成に使用するテンプレートを確認します。 テンプレートの操作

さらに、戦略モデリング Smart View拡張機能で、次のタスクを実行できます:

  • ローカル・モデルの使用

  • ワークシートの編集または新規ワークシートの追加

  • ユーザー定義の勘定科目の追加および変更

  • 勘定科目入力ステータスの変更

  • 減価償却スケジューラの使用

  • 感応度分析の使用

  • 期間構造および設定の変更

  • 債務スケジュールの追加および編集

  • 資金調達オプションの変更

  • 通貨換算の実行

  • 税金および評価オプションの使用

  • カスタム・レポートの設計または標準レポートの変更

  • モデルをテンプレートとして保存

  • カスタム・ディメンションの生成または割当て

  • テンプレートを変更し、使用できるようにWeb経由でアップロード

  • レポートをOracle Hyperion Strategic Financeのオンプレミス・バージョンから戦略モデリングに変換し、Web経由でアップロード

  • 作成したテンプレートをStrategic Financeのオンプレミス・バージョンから戦略モデリングにWeb経由でアップロード

Smart Viewでの戦略モデリングの操作を参照してください。

トラブルシューティング

戦略モデリングの問題のトラブルシューティングの詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudオペレーション・ガイド戦略モデリングの問題の修正を参照してください。