データベースに保管されているアプリケーション・データは、ディメンション(データを整理して値の抽出や保持のために使用されるデータ・カテゴリ)ごとに整理されています。通常、ディメンションには関連するメンバーをグループ化した階層が含まれます。たとえば、Yearディメンションは多くの場合四半期、月などの期間の各単位のメンバーが含まれます。
Profitability and Cost Managementには、次のディメンションが含まれます。
ビジネス・ディメンション - 部署、勘定科目、アクティビティ、顧客、製品などの、ビジネス固有のアプリケーション要素を表します
視点(POV)ディメンション - 年、シナリオ、期間またはバージョンなど、アプリケーションに固有の視点またはバージョンを示します
属性ディメンション - ディメンション・メンバーの属性または品質(製品のサイズや色など)に基づく分析を可能にします
別名ディメンション(オプション) - 代替の名前、説明、言語またはその他のアイテムを割り当てるために使用されます
Profitability and Cost Managementによってシステム要件に使用するために予約されているシステム・ディメンション
Profitability and Cost Managementには、次の2つのシステム・ディメンションがあります。
ルール・ディメンション。最大1000のルールの配賦指図をルール・メンバーとして格納します。
残高ディメンション。計算入出力を残高メンバーとして格納します。
各ルールが実行されると、すべての入力および出力をトレースでき、それらがどのように貸借一致しているかを参照できます(アプリケーションの検証のためのルール・バランシング)。