ルール・バランシングについて

ルール・バランシングを使用して、アプリケーションを検証できます。

  • 計算結果の検証 — 計算の後で結果を検証できます。これには、個々のルールについて計算結果を見直し、それらのルールの影響を見直し、データベースの特定のスライスに対するすべてのルールの影響を検証します。計算が予期した結果を生成していることを確認し、ルールのコレクションがデータベース・スライスに予期したとおりに影響しているかどうかを判別できます。

  • コントリビューションの分析とトレース — 同じ画面を使用して、データベースのセグメントを分離すると、そのセグメントの残高や、ルールが最終結果にどのように影響したかを評価できます。次に、この情報を使用し、最終結果を個別のルールに関連付けて、最終配賦結果に対するアプリケーション・ロジックの影響をトレースできます。

ルール・バランシングデータを表示するには、アプリケーションを計算してから、次のステップを実行します。

  1. 開いているアプリケーションで、「ナビゲータ」ボタンをクリックし、「ルール・バランシング」を選択します。

    「ルール・バランシング」画面が表示されます。

    図4-1 「ルール・バランシング」画面


    「ルール・バランシング」画面には、POVメンバー、モデル・ビュー選択およびデータ列のボックスがあり、この後の段落で説明されています。
  2. 上部にあるリストからモデル・ビューを選択し、次にPOV (ここでは「年」「期間」および「シナリオ」)を選択します。「リフレッシュ」をクリックします。

    列に適切な値が表示されます。

  3. データを確認し、「ルール・バランシング」画面の表示およびルール・バランシング・タスクの実行での説明に従って管理します。

    注:

    POVまたはモデル・ビューを変更すると、別のデータのセットを確認できます。