利益曲線は、利益性の分析に役立ちます。
たとえば、顧客や製品などの母集団ディメンションは、x軸に沿って利益率別に降順で表示されます。
顧客の場合、最も利益率の高い顧客が一番左にあり、最も利益率の低い顧客が一番右にあります。y軸には、利益などの勘定科目ディメンションの累積値が表示されます。最も利益率の高い顧客の利益が最初にy軸にプロットされます。2番目のy軸のプロットは、最初の顧客の利益に2番目の顧客の利益を加えたものになる、というように続きます。
曲線の最初の部分が最も急傾斜で、最も大きい利益の増加を示します。より利益率の低いが曲線が追加されるにつれ、曲線は平らになります。最も利益率の低い顧客の利益率がマイナスになると、曲線は下向きになります。
図5-7 すべての製品を対象とした純利益の利益曲線
「カテゴリ分析」をクリックすると、選択したカテゴリの各メンバーが寄与する金額が表示されます。
図5-8 利益曲線のカテゴリ分析
「分析リンク」、「分析ビューとして実行」の順にクリックし、基礎となる分析ビューを実行します。
Profitability and Cost Managementの他の分析機能の場合のように、実質的にすべてのユーザーが利益曲線を生成および表示できますが、これらを定義できるのは、管理者および十分なセキュリティ・プロビジョニングを持つ他のユーザーのみです。
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