換算用の通貨属性の設定
通貨換算を使用するには、エンティティの現地通貨で金額(通貨値)の属性を作成します。「属性の編集」ダイアログに、「通貨」というプロパティがあります。そのプロパティの「エンティティ通貨」の値を選択すると、その特定の属性によって、フォーム・テンプレートのデプロイ先のエンティティから通貨が継承されます。これは、表示された異なる通貨を選択して上書きできます。
説明のために、世界各地のエンティティから現地通貨で食費のデータ値を手動入力する「Employee Meal Expenses」という収集の例を示します。エンティティ通貨を使用するか、それを上書きするかを選択できます。
属性には、「従業員ID」、「従業員名」、食品タイプ、「金額」およびHQ通貨での金額が含まれます。目的は、「金額」を取得して、USD (ドル)のHQ通貨での金額に換算することです。
入力値の現地通貨をHQ通貨に換算するには:
- ホーム・ページで「アプリケーション」をクリックし、「補足データ」をクリックします。
- 左側の「収集」タブをクリックします。
- 収集を選択し、「アクション」、「編集」の順に選択します。
- 「属性」タブで、属性(たとえば、世界中の様々なチームからの食事費用の入力値である「金額」など)を選択し、「アクション」、「編集」の順にクリックします。
- 「通貨」で、「エンティティ通貨」を選択すると、この属性(金額)によって、フォームのデプロイ先のエンティティの通貨が継承されます(この例ではUSD (ドル))。
- 計算済属性「Amount in HQ Currency」がUSD (ドル)の通貨で設定されています。
- 「計算」で、換算関数が、Average為替レート・タイプを使用して「金額」の値をUSD通貨に換算するように設定されています。
- 設定が完了したら、デプロイされたフォームで換算操作を確認できます。この例では、4つの異なる通貨を持つ4つの異なるエンティティにフォーム・テンプレートがデプロイされています。
インドの毎月の食費について、金額を入力した後、保存すると、換算された通貨値が表示されます。換算によりHQ通貨が計算されていることに注意してください。
- 「補足データ分析」でこれを表示することもできます。「金額」列の通貨記号とHQ通貨での金額列の換算された値に注意してください。
