Windows特殊文字

Windows-1252キャラクタ・セットには、いくつかの特殊文字が含まれていて、たとえば、「曲線型」引用符(および)、ユーロ記号()、装飾的ダッシュ(および)などがあります。これらの文字は、128から159まで(16進法で80から9Fまで)の範囲のコードを使用しています。Windowsプログラムによっては、直線型の引用符("または')や連続ダッシュ(--)を入力すると自動的にこれらが挿入されます。また、コンピュータの[Alt]キーとテン・キーを使用して手作業で挿入することもできます。

ただし、西欧(ISO-8859-1)キャラクタ・セットではこれらのコードが定義されておらず、Unicode (UTF-8)キャラクタ・セットでは、これらのコードは印刷されない様々な制御文字を表します。

これらの文字をダイナミック・コンテンツに使用する場合は、文字の挿入またはペーストの前に、西欧(ISO-8859-1)キャラクタ・セットを必ず選択してください。そうすれば、UTF-8への切替えと復帰を問題なく安全に行うことができます。UTF-8では疑問符が代替表示されますが、ISO-8859-1に戻せば問題なく表示できます。

UTF-8でのWindows特殊文字

ダイナミック・コンテンツにこれらの文字を挿入またはペーストする際に、Unicode (UTF-8)キャラクタ・セットが選択されている場合は、その文字と等価なUnicodeの文字に自動的に変換されます。これらのUnicode等価文字は西欧(ISO-8859-1) キャラクタ・セットの範囲外のため、ISO-8859-1に切り替えようとするとエラー・メッセージが表示されます。

リンクをたどってダイナミック・コンテンツ編集エリアに戻ると、特殊文字を削除してISO-8859-1を選択し、特殊文字をペーストまたは挿入しなおすことができます。また、UTF-8をキャラクタ・セットとして選択したままにしておくこともできます。

サマリー

Windows特殊文字をダイナミック・コンテンツに使用する場合は、ダイナミック・コンテンツ編集エリアに文字を挿入またはペーストする前に、西欧(ISO-8859-1)キャラクタ・セットを必ず選択してください。文字がすでに使用されている場合は、ISO-8859-1に切り替えないでください。

関連項目

ダイナミック・コンテンツ・テンプレート – ルールの定義