重複除去ハンドラ・セットの作成

重複除去ルールをオープンした状態で、重複除去ルール・オプション・メニューから、重複除去ハンドラの新規セットを作成したり、そのルールに関連付けられた既存のハンドラ・セットにアクセスすることができます。

新規重複除去ハンドラ・セットを作成する手順は、次のとおりです。

「オーディエンス」 > 「ツール」にナビゲートし、「データ・ツール」をクリックします。
左側のパネルの「重複除去ルール」タブをクリックします。
既存の重複除去ルールをオープンするか、または新規重複除去ルールを作成します。
右側のパネルで「重複除去ルール・オプション」をクリックし、「新規重複除去ハンドラ・セット」をクリックします。「新規重複除去ハンドラ・セット」ダイアログ・ボックスがオープンします。
注意: 重複除去ルールでは、ソースの比較と宛先の比較のデータ・エンティティ・タイプは同じです。
「重複除去ハンドラ・セット名」フィールドに名前を入力します。
「保存」をクリックします。ダイアログ・ボックスの表示が変わり、ハンドラ・セットのその他の構成オプションとその説明が表示されます。
新規ハンドラを実行ピックリストから、使用する一致または不一致(ソースまたは宛先上)のタイプを選択し、「新規ハンドラの追加」をクリックしてその選択したハンドラの構成オプションにアクセスします。
「新規重複除去ハンドラ」ダイアログ・ボックス・ピックリストからハンドラ・オプションを選択し、「続行」をクリックします。

「重複除去ハンドラ詳細の編集」ダイアログ・ボックスで一致または不一致で行う処理を設定し、さらに選択した処理のパラメータも設定します。たとえば、「コンタクト・グループに追加」を選択した場合は、使用するコンタクト・グループを指定する必要があります。パラメータを設定した後、「保存」をクリックします。オプションと、それぞれに設定する必要がある対応するパラメータのリストを次に示します。

オプション	パラメータ
コンタクト・グループに追加	コンタクトを追加するコンタクト・グループを選択します。
プログラム・ビルダーのステップに追加	コンタクトの追加先となるプログラム・ステップを選択し、さらに(必要に応じて)その追加時に使用する所有権ルールを選択します。
フィールド・データを別のフィールドにバックアップ	コンタクト・レコードのフィールドおよびその最初のフィールドのデータ値をバックアップする別のフィールドを選択します。
会社の作成	一致または不一致のコンタクトを追加する会社グループを選択します。また、既存のグループを選択して編集したり、新規グループを作成することもできます。さらに、アカウント・フィールドにコンタクト・フィールドからの値を挿入(およびフィールド・マッピングを編集)するようにすることも、フィールド値をマップしないようにすることもできます。
完全に削除	一致または不一致の各コンタクトをアプリケーションから完全に削除します。
現在のグループまたはプログラム・ステップから削除	手動で実行すると、このコンタクトは関連付けられている現在のグループから削除されます。あるいは、プログラム・ビルダーでは関連先のプログラム・ステップから削除されます。
特定のグループから削除	現在のコンタクト・グループやアカウント・グループやプログラム・ステップからコンタクトを削除します。
定数値でフィールドを更新	定数(静的)値で更新するフィールドを選択し、これに使用する値を入力します。
一致したレコードからのフィールド値でフィールドを更新	指定した別のフィールドからの値で選択したコンタクト・フィールドを更新します。

重複除去ハンドラの詳細とその実行対象(一致または不一致、ソースまたは宛先)が、「重複除去ハンドラ・セット」ダイアログ・ボックスの最下部にある表に表示されます。

必要に応じて前記のステップ4から9までを繰り返して、さらに別の重複除去ハンドラをセットに追加します。
すべてのハンドラを追加した後、「保存」をクリックして、重複除去ハンドラ・セットを保存し、ダイアログ・ボックスをクローズします。

ヒント: 「重複除去ハンドラ・セット名」を変更するには、このフィールドに新しい名前を入力します。また、特定のハンドラを変更するには、その横にあるメニューをクリックし、「重複除去ハンドラの編集」を選択します。特定のハンドラを削除するには、同じメニューの「削除」をクリックします。必要に応じて構成を変更します。また、ハンドラをセットに追加するには、「ハンドラの追加」をクリックし、構成を設定します。

注意: 重複除去ハンドラ・セットを削除する際に、オブジェクトの横にあるオプションの一方または両方がグレー表示になっている場合は、そのオブジェクトからの依存関係を管理する必要があります。たとえば、プログラムのあるステップが照合ルールに依存している場合は、照合ルールを使用するそのプログラム・ステップを編集して、依存関係を変更または削除する必要があります。