Eメール・グループ

Eメール・グループを使用すると、デフォルトのヘッダー、フッター、登録管理オプションなど、類似のEメールに適用するデフォルト設定を構成できます。パンフレットとイベントEメールを定期的に送信する場合は、これらのタイプのメッセージにそれぞれ独自のデフォルト設定を適用できます。これにより、組織での設計やデプロイメントが容易になります。

Eメール・グループ(およびグループ・デフォルト)を使用すると、表示やコンテキストを簡単に統一できます。このことは、月間ニュースレターの登録者などの一連のセグメントにメッセージを定期的にデプロイする場合に、特に役立つことがあります。Eメール・ヘッダーのブランド・イメージやフッターのエージェント情報など、視覚的な表現を統一することは、ベース・オーディエンス間での認知度の向上に役立ちます。さらに、登録オプションをすぐに使用できるようにすると、コミュニティに対して、透明性と信頼性の印象を高めるために役立ちます。

Eloquaに組み込まれている登録管理機能の一環として、Eメール・グループに関連付けられていないEメールは送信できないようになっています。各EメールにEメール・グループを定義すると、単にデフォルトのグローバル登録解除リストを使用するよりも、登録解除オプションのカスタマイズや管理が容易になります。

Eメール・グループの使用例

管理者は、様々なグループ・タイプに対してEメール・グループ・デフォルトを作成できます。該当するグループに含まれるEメールのタイプだけでなく、ターゲット・オーディエンスも考慮することが重要です。最適なエクスペリエンスを実現するには、受信者間に共通の関連性が必要です。推奨されるグループ・タイプをいくつか紹介します。

  • マーケティング・アセット・タイプ別: より一般的な設定の1つは、マーケティング・アセットのタイプやインスタンス別にEメール・グループを編成することです。たとえば、個別のニュースレター、通知、PR、緊急掲示などに対し、異なるEメール・グループを設定します。
  • 部門別: Eメールを送信元の部門別にグループ化できます。このことは、異なるタイプのEメールをコンタクトに送信する複数の部門がある場合に、特に役立ちます。大規模な会社の場合、トップレベルのカテゴリを部門別とし、各部門領域内に機能グループを設定できます。
  • キャンペーン別: キャンペーンEメール・グループごとにEメールを分類できます。これにより、各キャンペーンへの対応を分離することが容易になります。複数の部門(たとえば、マーケティング、営業、サポート)が受信者にEメールを配信する場合には、部門構造内にこの構造を含めることもできます。
  • イベント別: 場合によっては、特に大規模なイベント(展示会など)の場合、イベントごとにEメール・グループを設定すると役立つことがあります。それ以外には、セミナー、展示会、Webセミナーなど、イベントのタイプ別に編成すると、より適切である場合があります。
  • ユーザーまたはエージェント別: 運用の規模が非常に大きい場合、個々のマーケティング担当者や営業担当者が各自のEメール・グループを運用できるようにすることをお薦めします。
  • 産業別: 複数の垂直統合型企業に対処する場合は、様々な産業別にEメール・グループを編成すると有益であることがあります。
  • 製品またはサービス別: 製品やサービスのカタログの規模が大きい場合は、タイプの異なる製品別にEメール・グループを編成することをお薦めします。

タスク

Eメール・グループの作成

Eメール・グループの編集

コンタクト登録ページの管理

Eメール・グループの権限のカスタマイズ

関連項目

Eメール

デザイン・エディタでのEメールの作成