Eメールのヘッダーとフッターの例

Eメールのヘッダーとフッターには、テキスト、イメージおよびリンクを、ほぼすべての組合せで含めることができます。Eメールのヘッダーとフッターの使用方法のいくつかの例を次に示します。

注意: 情報の大部分をEメールの本文に置く場合は、Eメールの空白のヘッダーとフッターを作成できます。登録解除リンクをEメール・フッターではなくEメールの本文に含めることや、登録解除リンクを含めないことが可能です。たとえば、1回かぎりの確認Eメールには登録解除リンクは必要ない場合があります。

登録解除リンクは、必須ではありませんが、スパム法への準拠に役立ちます。登録解除リンクは、Eメール配信率に影響する可能性もあります。登録解除リンクのないEメールは、Eメール管理者によってスパムとしてマークされる場合があるためです。

Eメール・ヘッダーの例

ほとんどの場合、Eメール・ヘッダーは、受信者がEメールをWebブラウザ・ウィンドウを使用して表示できるようにするリンクの追加するために使用します。これにより、Eメール・クライアントでイメージをオンにしない場合でも、メッセージ全体を表示できます。

Eメール・ヘッダーに詳細情報を追加できますが、一般的にヘッダーはできるだけ単純に整理しておく必要があります。この例には、いずれかのサイトに最近訪問したことを受信者に通知するためのフィールド・マージが含まれます。目的に最も合った用語を使用できますが、Eメール間である程度の一貫性を維持するようにしてください。

Eメール・フッターの例

ほとんどの場合、それぞれが特定の目的や特定のEメールに適用される、少し異なるフッターを使用しています。それぞれには、次に示す必須およびオプションの要素や場合によってはその他の要素など、要素の組合せが含まれる可能性があります。

1

国の法(米国のCAN-SPAM Actなど)に従うための登録管理リンク。Eメールがスパムとしてタグ付けされないようにするための重要なコンポーネントでもあります。登録管理リンクをクリックすると、受信者が登録オプションの変更またはすべての登録の取消を行えるページがオープンします。行った変更に関する動的なフィードバックがページから登録者に提供されます。

2

コンタクトおよび訪問者の情報を保護するためにとられる手段を示すプライバシ・ポリシーへのリンク。また、Eメールがスパムとして報告される可能性も減ります。
プライバシ・ポリシー・ページの例については、OracleのWebサイトhttps://www.oracle.com/legal/privacy/privacy-policy.htmlに投稿されたOracleのページで確認できます。

3

国の法(米国のCAN-SPAM Actなど)に従うための有効な郵便の宛先。代表電話番号やコンタクトEメール・アドレスなどのコンタクト詳細をフッターに表記することもできます。これにより、スパムの苦情の発生が減少し、Eメールがスパムではなく適法な責任あるソースから送信されているという受信者の信頼が裏付けられます。

4

一部の産業および一部のタイプのオファリングでは(たとえば、金融または投資サービス、コンテストまたは製品関連のEメールなど)、フッターは、標準的な免責条項およびその産業またはコンテストで規制によって必要とされるその他の情報を表記するために使用できます。また、Eメールのコンテンツに適用するために、コピーライトおよび商標と登録商標の情報が含まれる場合があります。

関連項目

Eメールのヘッダーとフッター

Eメールのヘッダーとフッターの作成

Eメール