フォーム処理ステップを実行する時期の構成
デフォルトでは、フォーム処理ステップはフォームの提出時に常に実行されます。オプションで、特定の条件を満たす場合にステップを実行したり、ステップを実行しないようにすることもできます。
ヒント: データ型の不一致によるフォーム処理ステップの構成誤りが原因と考えられるエラーについて、警告が表示されます。たとえば、フォーム処理ステップがEメール・アドレスに依存しているが、Eメール・アドレス・フィールドがフォームで検証されていない場合、エラー通知が表示されます。フォームをアクティブ化する前に、警告を確認して解決することをお薦めします。
Oracle Eloquaで処理順序が決定される仕組み
フォーム処理ステップをフォームに追加した後で、ステップの順序を変更することはできません。フォーム処理ステップの中には、他のものより前に実行する必要があるものがあり、ステップの順序が適宜変更されます。たとえば、コンタクトをキャンペーンに追加するには、コンタクトがコンタクト・データベースに追加されている必要があります。そのため、「キャンペーンに追加」ステップより前に「コンタクトの更新 - フォーム・データを使用」ステップが処理される必要があります。Oracle Eloquaでステップが処理される順序を表示するには、ステップを追加した後、フォームを再ロードします。
次の処理ステップは、他のフォーム処理ステップより前に実行されます。
- コンタクトの更新 - フォーム・データを使用
- コンタクトの更新 - カスタム値を使用
- アカウントの更新 - フォーム・データを使用
- アカウントの更新 - カスタム値を使用
- カスタム・データ・オブジェクトの更新 - フォーム・データを使用
- カスタム・データ・オブジェクトの更新 - カスタム値を使用
条件付きフォーム処理ステップの作成
特定の条件を満たす場合にのみ実行されるようにステップを構成できます。たとえば、条件を使用して、フォームで該当するオプションを選択した場合にコンタクトをメーリング・リストに登録できます。次のデータに照らして評価する条件を作成できます。
- コンタクト・フィールド
- カスタム・オブジェクト
- フォーム・フィールド
複数の条件を1つのフォーム処理ステップに追加すると、ブール演算子ANDを使用して結合されます。これは、処理ステップを実行するには、すべての条件を満たす必要があることを意味します。次の例では、「提出者にEメールを送信」処理ステップについて2つの条件が設定されています。最初の条件では、提出者がニュースレターの受信をオプトインしていることが確認され、2番目の条件では、提出者が正しいリージョンに所在していることが確認されます。
条件付きフォーム処理ステップを作成する手順は、次のとおりです。
- フォーム処理ステップをフォームに追加します。
- ウィンドウの下部にある をクリックします。
- 「条件エディタ」のドロップダウン・リストで、評価する際に照合する情報のタイプをクリックします。コンタクト・フィールド、カスタム・オブジェクトまたはフォーム・フィールドを使用できます。
- 条件でテストする際に照合するフィールドをダブルクリックします。
- 右ペインで、追加したフィールドをダブルクリックし、条件を構成します。条件を構成する際には、次の点を考慮してください。
- 指定した情報または指定していない情報と正確に一致するように条件を構成できます。
- フォーム・フィールド値または指定した値と比較できます。
- 「クローズ」をクリックし、変更内容を保存します。
ウィンドウをクローズすると、条件の数を示す小さいバッジが表示されます。アイコンの上にカーソルを置くと、構成済の条件をすばやく表示できます。
フォーム処理ステップの無効化または削除
前に追加したフォーム処理ステップを削除したり、Oracle Eloquaで使用されないように無効にすることができます。
フォーム処理ステップを無効化または削除する手順は、次のとおりです。
- フォームをオープンし、「処理」をクリックします。
- ステップをクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。
- ステップをフォームから削除するには、ステップを右クリックし、「ステップの削除」をクリックします。
- ステップを無効にするには、 をクリックします。
無効にしたステップは、名前の横にグレーの円が表示されます。
- 「保存」をクリックします。