Salesforce Lightningへのプロファイラの組込み

注意: Salesforce Classicを使用している場合は、Salesforce Classicへのプロファイラの組込みを参照してください。

CRMシステムでどのユーザーがEloqua Profilerを表示できるかは、CRMシステムで設定したビュー/レイアウト、およびEloqua Profilerコンポーネントを挿入するビュー/レイアウトによって異なります。

注意: 営業またはマーケティング・チーム全体が使用できない状態にしてEloqua Profilerをテストする場合は、他のユーザーがアクセスできないコンタクト/リード・ビューを自分自身に割り当て、Eloqua Profilerをそのビューに追加する必要があります。

Visualforceを使用してプロファイラをインストールするときには、次の3つの主なステップを実行する必要があります。

  1. コンタクトおよびリードのVisualforceページの作成
  2. Visualforceページのセキュリティの調整
  3. コンタクトおよびリード・レイアウトへのVisualforceページの追加

ステップ1: コンタクトおよびリードのVisualforceページの作成

2つのVisualforceページを作成する必要があります。リード用のページとコンタクト用のページです。その後、適切なVisualforceページを対応するビューに挿入して、既存のコンタクトおよびリード・ビューを編集します。次に、リード・ビューのインストールについて説明しますが、コンタクト・ビューについて必要となるステップも、特に示す一部のテキスト項目を除いてほとんど同じになります。

Visualforceページを作成する手順は、次のとおりです。

  1. 管理者資格証明を使用してSalesforce.comアカウントにログインし、画面の右上隅にある「Setup」にナビゲートします。
  2. 「Quick Find」検索ボックスを見つけて、Visualforce Pagesを検索します

    または、「Custom Code」 > 「Visualforce Pages」をクリックします。

  3. 「新規」をクリックします。
  4. Visualforceページの「Label」「Name」を指定します。

    注意: これらの2つのフィールドは、レイアウトおよびセクションを管理する場合にのみ使用され、リード・レコードを単に確認するユーザーには表示されません。任意の名前を指定できますが、英数字のみを使用する必要があり、スペースを含めることはできません。

  5. 「Visualforce Markup」タブで、選択したログイン・オプションに対応するコードをコピー・アンド・ペーストします。
    • 直接: <apex:page standardController="Lead"><apex:iframe scrolling="true" src="https://login.eloqua.com/apps/salesTools/profiler?emailAddress={!lead.email}"/> </apex:page>
    • 自動ログイン: <apex:page standardController="Lead"><apex:iframe scrolling="true" src="https://login.eloqua.com/autoLogin?LoginPrefix={prefix}&Url=/apps/salesTools/profiler?emailAddress={!lead.email}"/> </apex:page>
    • SAML: <apex:page standardController="Lead"><apex:iframe scrolling="true" src="https://login.eloqua.com/auth/saml2/autologin?LoginPrefix={prefix}&ReturnUrl=/apps/salesTools/profiler?emailAddress={!lead.email}"/> </apex:page>
    • Salesforce IDP: <apex:page standardController="Lead"><apex:iframe scrolling="true" src="https://<podURL>/sso/sfdc/v1/svp.aspx?LP={prefix}&RU=/apps/salesTools/profiler?emailAddress={!lead.email}"/> </apex:page>

    注意: {podURL}を、Eloquaに正常にログインした後のブラウザのURL (secure.p01.eloqua.comなど)に置き換えてください。ログイン・ページの「Company」フィールドに入力する会社名の4桁コードである、pod.LoginPrefixの値を確認する方法の詳細は、ここをクリックしてください。このパラメータをURLに追加するには、LoginPrefix={prefix}と入力します。{prefix}は、4文字の会社名に置き換えます。Eloquaで会社のログイン・プリフィクスを取得するには、「設定」 > 「表示プリファレンス」 > 「会社のデフォルト」にナビゲートします。コンタクトのVisualforceページについては、{!lead.email}{!contact.email}に置き換えてください。

    ヒント: Salesforceを使用したSSOが構成されている場合は、営業ツールの統合に、直接方法ではなくSAML方法またはSalesforce IDP方法のいずれかを使用することをお薦めします。SAMLリンクは、EloquaのSAML機能を使用して、SFDCを使用したSSOが設定されている場合に使用する必要があります。SSOにSalesforce IDPオプションを使用している場合、営業ツールの統合にはSalesforce IDPリンクを使用する必要があります。

  6. 「保存」をクリックします。

ステップ2: Visualforceページのセキュリティの調整

Salesforce.comでは、個々のページのセキュリティがカスタマイズされていないかぎり、特定のユーザーにVisualforceページの表示を禁止するデフォルトのセキュリティが設定されています。

Visualforceページのセキュリティを調整する手順は、次のとおりです。

  1. 「Quick Find」検索ボックスを見つけて、Visualforce Pagesを検索します

    または、「Custom Code」 > 「Visualforce Pages」をクリックします。

  2. 作成したページの横の「Security」をクリックします。
  3. Eloqua Profilerを表示できるようにする必要があるユーザー・タイプを「Enabled Profiles」リストに追加します。
  4. 「保存」をクリックします。

ステップ3: コンタクトおよびリード・レイアウトへのVisualforceページの追加

以降のステップでは、レイアウトに「Leads Visualforce」ページを追加する手順について説明します。作成した「Visualforce Contacts」ページについても、同じステップに従うことができます。

Visualforceページをレイアウトに追加する手順は、次のとおりです。

  1. 「Quick Find」検索ボックスを見つけて、Object Managerを検索します。

    または、「Objects and Fields」 > 「Object Manager」をクリックします。

  2. 「Lead」 > 「Page Layouts」をクリックします。
  3. Eloqua Profilerを挿入するレイアウト(テストするレイアウト、または営業チームがリード・レコードをレビューするために使用するレイアウト)をクリックします。
  4. 画面上部にある ボタンをドラッグして、Eloqua Profilerを含める新しいセクションをレイアウト内に作成します。
  5. Eloqua Profilerを表示するレイアウトの領域に新しいセクションを配置します。
  6. セクション名を付けます。2つのチェック・ボックスが選択されていることを確認し、「1-Column Layout」を選択します。

    注意: セクション名は、「Lead」ビュー内で、そのセクションの上に表示されます。名前は、関連性が高く、営業ユーザーにとって直感的なものにしてください。

  7. ページ上部にある「Contact Layout」セクションに戻り、オプションのリストにある「Visualforce Pages」をクリックします。
  8. 作成した新しいVisualforceページのボタンを、先ほど作成した新しいセクションにドラッグします。

    これで、レイアウトにEloqua Profilerが含めることができました。次は、この新しいセクションの設定を調整します。

  9. Visualforceページ(セクション内)の右上隅にカーソルを置くと、レンチ・アイコンが表示されます。これがVisualforceページに対するもので、セクション全体に対するものではないことを確認します。
  10. レンチ・アイコンをクリックします。「Visualforce Page Properties」ダイアログで、幅が100%、高さが610に設定されていることを確認します。

  11. 「OK」をクリックします。
  12. 「Save」をクリックして、このレイアウトを保存します。

    重要: コンタクト・オブジェクトのレイアウトに対して、前述のステップを繰り返します。

  13. Salesforceの「Leads」タブに戻り、リードをクリックすると、プロファイラが含まれた新しいVisualforceページが、追加した新しいセクションに表示されます。

関連項目

プロファイラ

プロファイラの統合