リンク表の理解
「リンク表」オプションを使用すると、指定したキャンペーンで受信者のクリックをトラッキングすることができます。
リンク表を作成するには:
後述の別の方法の詳細を参照してください。
リンク表フィールド
通常、リンク表には次のフィールドがあります。
- シンボリック・リンク名(テキスト・フィールドであることが必要です)。
- 各リンクの実際のURL。
- 外部トラッキング・プロセスに送られる、オプションのパラメータ(アカウントがこの機能を使用する設定になっている場合)。
- オプションのリンク・カテゴリ(アカウントにリンク・カテゴリが定義されている場合)。
次のことに注意してください。
- 最初の2つのフィールドは必須です。
- その他のフィールドはオプションです。
- シンボリック名とURLは、一意である必要があります。
重要: 名前/URLが重複していると、ハイパー・リンクの参照先が誤ったものとなります。重複している場合、最も上のリンクのみが使用されます。
モバイル・アプリでリンクを開く
重要: このオプションは、リンク・トラッキングが有効になっているEメール・キャンペーンにのみ適用されます。
受信者がAndroidまたはiOSのモバイル・デバイスでリンクをクリックすると、受信者をモバイル・アプリにリダイレクトできます。
指定したアプリが受信者のデバイスにインストールされている場合は、そのアプリが開きます。アプリがインストールされていないか、アプリのURLが指定されていない場合は、リンクURLに受信者がリダイレクトされます。
モバイル・アプリのURLは次のフィールドに指定します。
- IOSリンクURL: iOSデバイス用
- AndroidリンクURL: Androidデバイス用
モバイル・アプリのリンクおよびその取得方法の詳細を参照してください。
リンク表の作成
リンク表を作成するには、いくつかの方法があります。
次の方法で作成できます。
- 既存のドキュメントからデータを抽出する。
- 一から生成し、手作業でフィールドにデータを追加する。
- 区切りテキスト・ファイルをアップロードする。
- 既存のサプリメンタル・データ・ソースからリンク表データを作成する。
既存のドキュメントからリンク表を作成する
この方法では、一つ以上の既存のHTMLおよび/またはプレーン・テキストのドキュメントからリンク表を構築することができます。リンク表には、URLが投入されます。ドキュメントにあるハイパーテキスト・リンクを構成する該当テキスト説明が、名前となります。
ドキュメントから抽出する例
Responsys (<a href="http://www.responsys.com" target="_blank">Responsys</a>)
- 名前 –
textlink_Responsys
。注意: イメージがハイパー・リンクとして使用される場合(
responsyslogo.gif
など)、「名前」はimagelink_Responsyslogo
です。 - URL -
www.responsys.com
。
ゼロからリンク表を作成する
例1 – キャンペーン構築者が1人の場合
キャンペーン構築者は、コンテンツとデータの両方の管理を担当します。
データ・ソース・ウィザードを使用して、必要に応じてリンク表を修正することができます。または、リンク表を区切りテキスト・ファイルにダウンロードし、Microsoft Excelを使用して、より高度なテキスト操作を行うこともできます。
例2 – キャンペーン構築者が複数の場合
他のOracle Responsysユーザーとともに、次のようにコンテンツとデータの管理を担当します。
- Web開発チーム – ランディング・ページを構築し、リンク情報を提供します。
- キャンペーン作成者 – キャンペーン・コンテンツを担当します。キャンペーン・ドキュメント作成前に(Web開発者からの通知で)リンクがすでにわかっている状態で、リンク表をあらかじめ構築し、Oracle Responsysにインポートします。
- キャンペーン開発者 – リンク表が作成されると、開発者はOracle Responsysビルトイン関数(
clickthrough()
、urlencode()
など)を利用して、実際のリンクを再入力せずにリンクをドキュメントに埋め込むことができます。