ドキュメント内でのドル記号の使用

ドル記号($)は、置換フィールド、キャンペーン変数、Oracle Responsysビルトイン関数の区切りとして使用されるため、ドキュメント内でドル記号を使用する際に、いくつか留意しておきたいことがあります。

置換フィールド、キャンペーン変数、ビルトイン関数を使用する際は、区切りとして使用する2つのドル記号がテキストの同じ行にあるようにしてください。つまり、2つのドル記号の間に改行が入らないようにしてください。

たとえば、メッセージ・テキストが

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のようになっている場合、配信されるメッセージは次のようになります。

Susanさんへの特別オファーです!

しかし、ハイフン部分に強制改行がある場合、フィールド名はパーソナライズ・データで置換されません。たとえば、メッセージ・テキストに

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とある場合、次のように表示されてしまい、好ましくありません。

$First- Name$さん、Webサイトにアクセスして、当社の素晴らしい製品の詳細をご覧ください。

Oracle Responsysは、HTMLコメント内にあるキャンペーン変数、テキスト置換フィールド、ビルトイン関数も評価するので、注意してください。たとえば、メッセージに

<!-- Customer: $lookup(CustID)$ -->

というコメントがある場合、配信されるメッセージのその場所には次が表示されます。

<!-- Customer: 5551212 -->

ドル記号をそのまま使用する場合は、表示するドル記号ごとにドル記号を2つ($$)使用します。

たとえば、

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と表示する場合は、次のように入力します。

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また、

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と表示する場合は、次のように入力します。

Save big $$$$$$ on your next purchase!

ドル記号を含むWebサイト・アドレスを使用するには、各ドル記号のかわりに%24を使用します。

たとえば、

詳細は、当社Webサイトwww.$uper$aver.comをご覧ください。

と表示する場合は、次のように入力します。

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