ネットワークでウィルス対策スキャナを使用する場合、Essbaseでそれを有効にして、Essbaseにアップロードされるファイルでウィルスをスキャンします。
要件:
- システム管理者である必要があります。
- ウィルス・スキャナ・ソフトウェアは、ICAPプロトコルと互換性がある必要があります。
- Essbaseは、SymantecおよびClamAVのウィルス・スキャナ・ソフトウェアをサポートしています。SymantecおよびClamAVのウィルス・スキャナは、Essbaseのインストールには含まれていません。ソフトウェアを別途インストールし、Essbaseサーバーからアクセスできることを確認してください。
Essbaseでウィルス・スキャンを有効にするには、
- Essbase Webインタフェースにログインします。
- 「コンソール」に移動します。
- 「ファイル・スキャナ」をクリックします。
- ウィルス・スキャナICAPサーバーのホスト名とポートを入力します。
- 切替えスイッチを使用してウィルス・スキャナを有効にします。

ファイル・スキャナによってウィルスが検出されると、「ファイルはウィルスに感染しています」というメッセージが表示され、ファイルをアップロードできなくなります。
ClamAVには、ファイル・サイズに関する既知の制限があります。詳細は、ClamAVのドキュメントを参照してください。