2パス計算プロパティの設定

2パス計算プロパティは、ハイブリッド・モード以外のメンバーに適用可能で、目的の値を算出するために計算を2回行う必要があるメンバーを指定するものです。

2パス・メンバーの正しい値を得るために、アウトラインを計算してから、他のメンバーの計算値に依存しているメンバーが再計算されます。

注:

ハイブリッド・モード・キューブでは2パス計算を使用しないでください。解決順のみを使用してください。

2パス計算は任意の非属性ディメンション・メンバーに付与できるプロパティではありますが、機能するのは勘定科目ディメンションおよび動的計算のメンバーのみです。他のメンバーに割り当てた2パス計算は無視されます。

2パス計算はブロック・ストレージ・キューブでのみサポートされます。集約ストレージ・キューブでは、2パス計算ではなくメンバーの解決順を使用して、メンバーの計算タイミングが決定されます。

  1. 「アプリケーション」ページでアプリケーションを開き、データベース(キューブ)を開きます。
  2. 「アウトラインの起動」をクリックします。
  3. アウトラインがロックされている場合は、「アウトラインのロック解除」Redwoodの「アウトラインのロック解除」アイコンのイメージ。をクリックします。
  4. 「アウトラインの編集」アウトラインの編集アイコンのイメージ。をクリックします。
  5. アウトライン・エディタで、変更するメンバーを検索して選択します。
  6. メンバーを右クリックして、「検査」を選択します。
  7. 「一般」タブの「2パス計算」フィールドで、「TRUE」を選択します。
  1. アプリケーション・ページで、アプリケーションを展開します。
  2. キューブ名の右にある「アクション」メニューから、「アウトライン」を選択します。
  3. 「編集」をクリックします。
  4. アウトライン・エディタで、変更するメンバーを検索して選択します。
  5. プロパティ・ページで、「2パス計算」メニューを展開し、「TRUE」を選択します。

2パス計算の設定を参照してください。