「サービス管理者」ロール

サービス管理者には、Essbaseに対する無制限のアクセス権があります。

サービス管理者の場合、すべてのアプリケーションおよびキューブに対して、パワー・ユーザーおよびアプリケーション・マネージャができるすべてのことを実行できます。さらに、Webインタフェースのセキュリティ・ページを使用して、ユーザーおよびグループを管理できます。任意のキューブの「分析」ビューから、他のユーザーを偽装(「次として実行」を使用)してMDXレポートを実行し、そのユーザーのアクセス権をテストできます。

コンソールから、サーバー・レベルでの接続およびデータソースの管理、シナリオ管理の電子メール設定の構成、およびウィルス・スキャナ、すべてのユーザー・セッションおよびシステム構成の管理を実行できます。すべてのデータベースの統計の表示、グローバル代替変数の追加と削除、サービスの使用およびパフォーマンスをモニターするためのパフォーマンス・アナライザへのアクセス、およびサービス・レベルの設定の表示/変更もできます。

「パワー・ユーザー」とは異なり、「サービス管理者」ロールは制限されません。サービス管理者は常に、Essbaseサーバーのすべてのアプリケーションおよびキューブに対する完全なアクセス権を持っています。