Essbase.Cubeワークシートの理解

Essbase.Cubeワークシートでは、アプリケーションとキューブ名、およびディメンションの情報(ディメンション名、タイプ、ストレージ(密または疎)、アウトライン順序など)を定義します。

次のイメージは、サンプル・アプリケーション・ワークブックのEssbase.Cubeワークシートを示しています。


アプリケーション・ワークブックのEssbase.Cubeワークシートのイメージ。

表A-1 Essbase.Cubeワークシートのフィールドおよび値

プロパティまたはフィールド 有効な値 説明

Application Name

  • アプリケーション名は30文字を超えることはできません。
  • スペースを使用しないでください。
  • アプリケーション名では大文字と小文字は区別されません。
  • 次の特殊文字は使用できません: % $ - { } ( ) ! ~ ` # & @ ^

アプリケーションの名前を入力します。

Database Name

  • キューブ名は30文字を超えることはできません。
  • スペースを使用しないでください。
  • キューブ名では大文字と小文字は区別されません。
  • 次の特殊文字は使用できません: % $ - { } ( ) ! ~ ` # & @ ^

キューブの名前を入力します。

Version

これは正の整数である必要があります。

これはアプリケーション・ワークブックのバージョンです。

Dimension Name

ディメンション名は、キューブ名と同じにすることはできません。

各ディメンションの名前を入力します。キューブには、少なくとも2つのディメンションがある必要があります。ブロック・ストレージの場合は、1つのディメンションが密ディメンションである必要があります。

ディメンション、メンバーまたは別名に名前を付ける場合は、1024文字以内にしてください。

特殊文字@、.、,、!、{、}、[、]、/、\、*は使用できません。

Dimension Type

  • Time
  • Accounts
  • Regular
  • Attribute-Boolean
  • Attribute-Numeric
  • Attribute-Text
  • Attribute-Date

ディメンションのタイプを指定します。標準がデフォルトです。キューブごとに、1つの時間および1つの勘定科目のディメンション・タイプのみを使用できます。

Dimension Storage

  • Dense
  • Sparse

「疎」がデフォルトです。

少なくとも1つの密ディメンションが必要となります。

Outline Order

これは正の整数である必要があります。

これはアウトラインのディメンションの順序です。

属性ディメンションは、基本ディメンションの後に配置する必要があります。

Base Dimension

これは既存のディメンション名である必要があります。

これは属性ディメンションのディメンションのペアリングです。

Essbase.Cubeワークシートは、デザイナ・パネルで変更できます。キューブ・デザイナでのEssbase.Cubeワークシートの操作を参照してください。