始める前に
この10分間のチュートリアルでは、EnterpriseOne Orchestratorプロセス・レコーダを使用して、EnterpriseOneで顧客の与信を保留するフォーム・リクエストを作成する方法について説明します。
概要
プロセス・レコーダでは、ビジネス・アナリストがビジネス・プロセスのプログラム、フォーム、フィールドを1つずつ順に確認し、プロセ スの各ステップを記録することができます。プロセスの最後に、記録されたステップをフォーム・リクエストとして保存し、これをJD Edwards EnterpriseOne Orchestrator Studioで編集して、オーケストレーションに追加することが可能です。
前提条件
前提条件については、「設定」の項を参照してください。
顧
客の与信を保留するフォーム・リクエストの作成
- EnterpriseOne Webクライアントにサインインします。
- EnterpriseOneで、ユーザー名の隣にあるドロップダウン・メニューをクリックし、「プロセスの記
録」を選択します。
- プロセス・レコーダで、「開始」ボタンをクリックします。
- 略式コマンドを使用するか、ナビゲータのメニューから開く方法で、顧客マスター(P03013)アプリケーションにアクセスしま す。
- 「顧客マスターの処理」で、住所番号QBEに顧客番号を入力します。
- 「検索」をクリックします。
- グリッドでローを選択し、「選択」をクリックします。
- 「与信」タブをクリックし、「与信メッセージ」フィールドに
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と 入力します。 - 「OK」をクリックします。
- プロセス・レコーダで、「停止」ボタンをクリックします。
- 次のフィールドに入力します。
- 名前 =
Set Credit Hold
- 記述 =
Place a credit hold on a customer in Customer Master Revision.
- 製品コード = 顧客製品コードの55 – 59を選択します
- 名前 =
- フォーム・リクエストから戻す値が含まれているコントロールを追加します。そのためには、Customer
NumberフィールドとCredit Messageフィールドをク
リックします。
これにより、フィールドがプロセス・レコーダの「コントロールを戻す」フィールドに追加されます。 コントロールを間違ってクリックした場合は、再度クリックしてリストから削除します。
プロセス・レコーダ - 「保存」をクリックします。
記録した内容がサービス・リクエストUDOとして保存されます。 - プロセス・レコーダを閉じます。
EnterpriseOne Webクライアントには、Orchestrator Studioの「ツール」ページからアクセスできます。
このリンクが使用できない場合は、「設定」の項で必須の前提条件を参照してください。ここに、UDO機 能セキュリティを介したプロセス・レコーダへのアクセスの設定方法が記載されています。
次のチュートリアルに進み、このフォーム・リクエストをオーケストレーションに追加します。
次
のチュートリアル
顧客に与信保留を設定するオーケストレーションの作成