Oracle by Exampleブランディングプ ロセス・レコーダを使用したフォーム・リクエストの作成

セクション0始める前に

この10分間のチュートリアルでは、EnterpriseOne Orchestratorプロセス・レコーダを使用して、EnterpriseOneで顧客の与信を保留するフォーム・リクエストを作成する方法について説明します。

概要

プロセス・レコーダでは、ビジネス・アナリストがビジネス・プロセスのプログラム、フォーム、フィールドを1つずつ順に確認し、プロセ スの各ステップを記録することができます。プロセスの最後に、記録されたステップをフォーム・リクエストとして保存し、これをJD Edwards EnterpriseOne Orchestrator Studioで編集して、オーケストレーションに追加することが可能です。

前提条件

前提条件については、「設定」の項を参照してください。


セクション1顧 客の与信を保留するフォーム・リクエストの作成

  1. EnterpriseOne Webクライアントにサインインします。
  2. EnterpriseOne Webクライアントには、Orchestrator Studioの「ツール」ページからアクセスできます。

  3. EnterpriseOneで、ユーザー名の隣にあるドロップダウン・メニューをクリックし、「プロセスの記 録」を選択します。
  4. このリンクが使用できない場合は、「設定」の項で必須の前提条件を参照してください。ここに、UDO機 能セキュリティを介したプロセス・レコーダへのアクセスの設定方法が記載されています。

  5. プロセス・レコーダで、「開始」ボタンをクリックします。
  6. 略式コマンドを使用するか、ナビゲータのメニューから開く方法で、顧客マスター(P03013)アプリケーションにアクセスしま す。
  7. 「顧客マスターの処理」で、住所番号QBEに顧客番号を入力します。
  8. 「検索」をクリックします。
  9. グリッドでローを選択し、「選択」をクリックします。
  10. 「与信」タブをクリックし、「与信メッセージ」フィールドに7と 入力します。
  11. 「OK」をクリックします。
  12. プロセス・レコーダで、「停止」ボタンをクリックします。
  13. 次のフィールドに入力します。
    • 名前 = Set Credit Hold
    • 記述 = Place a credit hold on a customer in Customer Master Revision.
    • 製品コード = 顧客製品コードの55 – 59を選択します
  14. フォーム・リクエストから戻す値が含まれているコントロールを追加します。そのためには、Customer NumberフィールドとCredit Messageフィールドをク リックします。

    これにより、フィールドがプロセス・レコーダの「コントロールを戻す」フィールドに追加されます。 コントロールを間違ってクリックした場合は、再度クリックしてリストから削除します。

    プロセス・レコーダ
  15. 「保存」をクリックします。
    記録した内容がサービス・リクエストUDOとして保存されます。
  16. プロセス・レコーダを閉じます。
  17. 次のチュートリアルに進み、このフォーム・リクエストをオーケストレーションに追加します。


次のステップ次 のチュートリアル

顧客に与信保留を設定するオーケストレーションの作成


詳細情報詳 細情報

『JD Edwards EnterpriseOne Tools Orchestrator Guide』の「Creating a Form Request with the JD Edwards EnterpriseOne Orchestrator Process Recorder」