コード・エディタ
この項では、コードの編集、サービス・ワークフローおよびスクリプトの更新を可能にするコンソール内編集環境であるOracle Cloud Infrastructure (OCI)コード・エディタの使用方法について説明します。
Oracle Cloud Infrastructure (OCI)コード・エディタはコンソール内にある充実した編集環境で、コンソールとローカル開発環境を切り替えることなく、コードを編集したり、サービス・ワークフローやスクリプトを更新したりできます。コード・エディタは、ファンクションの作成およびデプロイ、リソース・マネージャ・スタックで使用されるTerraform構成の編集、APIの作成および編集など、様々なサービスに対して一般的なコード更新を実行するための便利な方法を提供します。
詳細は、コード・エディタの製品ページを参照してください。
コード・エディタの機能
コード・エディタには次の機能があります:
-
構文の強調表示、インテリジェントな補完、カッコの一致、リンティング、コード・ナビゲーション(メソッド定義への移動、すべての参照の検索)、リファクタリングなど、多数のプログラミング言語の充実したネイティブ・サポート。
-
サポートされているOCIサービスにネイティブの統合エクスペリエンスを提供し、サポートされている各サービスに特定の機能とコーディング・ワークフローを提供するマネージドOCIサービス・プラグイン。たとえば、ファンクション・プラグインを使用すると、開発者は「コード・エディタ」ウィンドウ内からファンクションを編集、デプロイおよび起動できます。
-
Gitベースのリポジトリのクローニング、ファイルに加えられた変更のトラッキング、およびコード・エディタ内からのコードのコミット、プル、プッシュを可能にし、簡単にコードのコントリビュートやコード変更の復元を行うことができるGit統合。
- クラウド・シェルと直接統合することで、クラウド・シェルのホーム・ディレクトリに格納されているコード・ファイルの読取りおよび編集が可能で、クラウド・シェルで事前にインストールされている30を超えるクラウドベース・ツールに直接アクセスできます。
- 包括的なワークスペースおよびユーザー管理コントロールにより、コード・プロジェクトを独立したワークスペースとして管理できます。たとえば、環境構成を毎回変更するのではなく、ワークスペース内のフォルダに適用される永続的な設定を変更および設定できます。
- フォント、配色、画面レイアウト、キーボード・ショートカット、および言語ローカリゼーションの完全なパーソナライズ。
- セッション間の永続状態により、進行状況が自動保存され、複数のユーザー・セッションにわたって状態が永続化されるため、コード・エディタでは起動時に最後に編集されたページが自動的に開かれます。
必要なIAMポリシー 🔗
コード・エディタでは、クラウド・シェルと同じIAMポリシーを使用します。詳細は、クラウド・シェルに必要なIAMポリシーを参照してください。
Allow group <> to inspect compartments in tenancy
たとえば、コード・エディタでファンクション・プラグインを使用してファンクション・リソースを管理する場合は、前述のポリシーおよびここにリストされているポリシーが必要です。
ポリシーを初めて使用する場合は、アイデンティティ・ドメインの管理および共通ポリシーを参照してください。