インスタンス・プールがあるクラスタ・ネットワークの作成

インスタンス・プールがあるクラスタ・ネットワークを作成します。

クラスタ・ネットワークはインスタンス・プール機能の上に構築されます。インスタンス・プール内のほとんどの操作はクラスタ・ネットワークによって直接管理されますが、基礎となるインスタンス・プールのサイズ変更、プールで新しいインスタンスの作成に使用されるインスタンス構成の変更、プールのモニタリング、およびタグの追加は可能です。背景情報については、Cluster Networks with Instance Poolsを参照してください。

ヒント

RDMAネットワーク内のインスタンスを相互に独立して管理する場合、またはネットワーク・グループ内のタイプの異なるインスタンスを使用する場合は、かわりにコンピュート・クラスタを使用してください。
ノート

権限および前提条件の詳細は、必要なIAMポリシーおよび開始する前にを参照してください。

クラスタ・ネットワークを作成する前に、特定のシェイプで容量を使用できるかどうかを判断するには、CreateComputeCapacityReport操作を使用します。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」をクリックします。「コンピュート」で、「Cluster Networks」をクリックします。
    2. 「クラスタ・ネットワークの作成」をクリックします。
    3. デフォルト名を受け入れるか、クラスタ・ネットワークの名前を入力します。一意である必要はなく、後で変更できます。機密情報を入力しないでください。
    4. クラスタ・ネットワークを作成するコンパートメントを選択します。
    5. クラスタ・ネットワークを実行する可用性ドメインを選択します。選択できるのは、クラスタ・ネットワークをサポートするハードウェアを持つ可用性ドメインのみです。
    6. 「ネットワーキングの構成」セクションで、クラスタ・ネットワークの管理に使用するネットワークを指定します。このネットワークは、クラスタ内のノード間の閉じられたRDMAネットワークとは別です。次の情報を入力します:
      • コンパートメント内の仮想クラウド・ネットワーク: クラスタ・ネットワークの仮想クラウド・ネットワーク(VCN)。
      • コンパートメント内のサブネット: クラスタ・ネットワークのサブネット。
    7. 「インスタンス・プールの構成」セクションで、次の情報を入力します:
      • コンパートメント内のインスタンス・プール名: クラスタ・ネットワークによって管理されるインスタンス・プールの名前。機密情報を入力しないでください。
      • インスタンス数: プール内のインスタンス数。
      • コンパートメント内のインスタンス構成: 前提条件の説明に従って、クラスタ・ネットワークのインスタンス・プールにインスタンスを作成する場合に使用するインスタンス構成を選択します。
    8. (オプション)「タグ付けオプションの表示」をクリックして、クラスタ・ネットワークにタグを追加します。
      リソースを作成する権限がある場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済のタグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に連絡してください。タグは後で適用できます。
    9. 「クラスタ・ネットワークの作成」をクリックします。

      インスタンスは、クラスタのRDMAネットワーク内のノードのホスト容量に従って、プール内の必要な数のインスタンスが起動されるまでプロビジョニングされます。

      操作の進行状況を追跡し、インスタンスの作成中に発生したエラーをトラブルシューティングするには、関連付けられている作業リクエストを使用します。

  • cluster-network createコマンドおよび必要なパラメータを使用して、クラスタ・ネットワークを作成します。

    oci compute-management cluster-network create [OPTIONS]

    クラスタ・ネットワークCLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コンピュート・クラスタ・ネットワークのコマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • クラスタ・ネットワークを作成するには、CreateClusterNetwork操作を使用します。