クイック・アクション: インターネットへのパブリック・サブネットの接続

コンピュート・インスタンスを作成する際は、インターネット上のホストへの接続を可能にしたり、インターネット上のユーザーからの接続を受け入れられるようにしたりするために、追加のステップが必要です。クイック・アクションを使用して、パブリック・サブネットをインターネットに接続できます。

始める前に:

クイック・アクションを使用すると、リソースを簡単に設定できます。このクイック・アクションを使用するには、少なくとも1つのパブリックIPアドレスを持つ少なくとも1つのコンピュート・インスタンスを作成済である必要があります。

このタスクについて:

このクイック・アクションは、インスタンスがインターネット上のホストに接続したり、インターネット上のユーザーからの接続を受け入れるためのステップを実行します。クイック・アクションでは、次のリソースも作成されます。

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「コンピュート」を選択します。「コンピュート」で、「インスタンス」を選択します。
  2. 関心のあるインスタンスを選択します。少なくとも1つのパブリックIPアドレスが必要です。
  3. 「インターネットへのパブリック・サブネットの接続」を選択します。
  4. 次の値を入力します。
    • リソース名接頭辞: この接頭辞は、ルート表、ゲートウェイ、ネットワーク・セキュリティ・グループなど、クイック・アクションによって作成されたリソースに適用されます。
    • インターネット・ゲートウェイ: インスタンスのIPアドレスが、すでにインターネット・ゲートウェイがあるVCNのプライベート・サブネットに存在する場合は、クイック・アクションでそのことが検出され、構成変更でそのゲートウェイが使用されます。
    • ネットワーク・セキュリティ・グループ: インスタンスのVNICが、NSGは5つまでという制限に達しているか、VCNがNSG制限に達している場合は、既存のNSGを選択します。それ以外の場合は、クイック・アクションによって、このインスタンスのVNICの新しいNSGが作成されます。
    • ルート表: インスタンスのIPアドレスが、すでにルート表のあるサブネットに存在する場合は、そのルート表のルート・ルールが変更されます。それ以外の場合は、そのサブネットに対して、インターネット・ゲートウェイを指すルールが含まれる新しいルート表が作成されます。
  5. 「作成」を選択します。

    新しいリソースが作成されるか、既存のリソースが変更される間、しばらく待ちます。

  6. 「閉じる」を選択します。

これで、コンピュート・インスタンスは、インターネット上の他のホストに接続し、インターネット・クライアントからの接続を受け入れることができるようになりました。必要なゲートウェイ、セキュリティ設定およびルート・ルールが構成されています。