インスタンスの終了

不要になったインスタンスは永続的に削除(終了)できます。アタッチされているVNICおよびボリュームは、インスタンスの終了時に自動的にデタッチされます。最終的に、インスタンスのパブリックIPアドレスおよびプライベートIPアドレスが解放され、他のインスタンスで使用可能になります。

デフォルトでは、インスタンスのブート・ボリュームはインスタンスの終了時に保持されます。ブート・ボリュームをデータ・ボリュームとして別のインスタンスにアタッチすることも、それを使用して新しいインスタンスを起動することもできます。ブート・ボリュームが不要になった場合は、インスタンスの終了と同時に完全に削除できます。

注意

インスタンスにNVMeストレージがある場合、そのインスタンスを終了すると、NVMeドライブは安全に消去されます。NVMeドライブ上のデータは、すべてリカバリ不能になります。インスタンスを終了する前に、必ず重要なデータをすべてバックアップしてください。詳細は、NVMeデバイスでのデータの保護を参照してください。

権限については、インスタンスの使用に必要なIAMポリシーを参照してください。

    1. Computeの「Instances」リスト・ページにナビゲートします。リスト・ページの検索に関するヘルプが必要な場合は、インスタンスのリストを参照してください。
    2. インスタンスのアクション・メニュー(3つのドット)から、「終了」を選択します。
      • インスタンスに関連付けられているブート・ボリュームを削除する場合は、「アタッチされたブート・ボリュームを完全に削除」を選択します。
      • 「このインスタンスで作成されたブロック・ボリュームを完全に削除」を選択して、このインスタンスの作成時に作成されたブロック・ボリュームを完全に削除します。
    3. 「インスタンスの終了」を選択します。
      ノート

      インスタンスは完全に削除されます。レコードは、インスタンスのリストに「終了」の状態で、12時間以上表示されたままになりますが、これ以上アクションする必要はありません。
  • instance terminateコマンドおよび必要なパラメータを使用して、インスタンスを終了します:

    oci compute instance terminate --instance-id <instance_OCID> [OPTIONS]

    CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。

  • TerminateInstance操作を使用してインスタンスを終了します。