コンソール・ダッシュボードの開始
コンソール・ダッシュボード・サービスの使用を開始する方法について学習します。
ダッシュボードを使用して、次のものを表示できます。
- インフラストラクチャの概要
- 特定のリージョンまたはコンパートメントのリソースの使用状況サマリー
- システム状態
- リソースの監視
- 請求情報
「ダッシュボード」タブに初めてアクセスすると、ウィジェットを開始するための指示を含むデフォルトのダッシュボードおよびサンプル・ウィジェットが表示されます。ダッシュボードをパーソナライズするには、レイアウトを編集するか、ウィジェットを追加します。または、新しいダッシュボードを作成できます。詳細は、コンソール・ダッシュボードの管理およびウィジェットの構成を参照してください。
テナンシに保存されたダッシュボードがある場合、最近表示されたダッシュボードがデフォルトのダッシュボードになります。サンプル・ウィジェットを含む初期デフォルト・ダッシュボードには、他のすべてのダッシュボードが削除されていないかぎりアクセスできません。
コンソール・ダッシュボード・サービスのリソースは、テナンシのホーム・リージョンに作成されます。ホーム・リージョン以外のリージョンにダッシュボードおよびダッシュボード・グループ・リソースを作成することはできますが、それらのリソースをコンソールに表示することはできません。したがって、ホーム・リージョンの外部にリソースを作成することはお薦めしません。
コンソールの使用
コンソールでダッシュボードにアクセスするには:
- コンソールのホーム・ページで、「ダッシュボード」タブをクリックします。
コンソールでダッシュボード・グループにアクセスするには:
- コンソールのホーム・ページで、「ダッシュボード」タブをクリックします。
- ダッシュボード・バナーで、「ダッシュボードの管理」をクリックします。次に、「ダッシュボード・グループ」をクリックします。
テンプレートを使用して概要ページからダッシュボードを作成するには:
- コンソールのホーム・ページで、「ダッシュボード」タブをクリックします。
- ダッシュボード・バナーで、「ダッシュボードの管理」をクリックします。
- ダッシュボードについてさらに学習するには、テンプレートの名前をクリックします。テンプレートから新しいダッシュボードを作成するには、「新規ダッシュボードの作成」をクリックします。詳細は、「ダッシュボードの作成」および「ウィジェットの構成」を参照してください。
最近の更新されたダッシュボードを表示するには:
- コンソールのホーム・ページで、「ダッシュボード」タブをクリックします。
- ダッシュボード・バナーで、「ダッシュボードの管理」をクリックし、「最近更新されたダッシュボード」の下にリストを表示します。
必須IAMポリシー
Oracle Cloud Infrastructureを使用するには、管理者からポリシーでセキュリティ・アクセス権が付与されている必要があります。コンソールまたは(SDK、CLIまたはその他のツールを使用した) REST APIのどれを使用しているかにかかわらず、このアクセス権が必要です。権限を持っていない、または認可されていないというメッセージが表示された場合は、持っているアクセス権のタイプと作業しているコンパートメントを管理者に確認してください。
コンソール・ダッシュボード・サービスを開始するには、管理者がIAMポリシーを介してユーザー・アクセス権を付与する必要があります。Oracle Cloud Infrastructureの各サービスは、すべてのインタフェース(コンソール、SDKまたはCLI、およびREST API)で、認証および認可のためにIAMと統合されます。
コンソール・ダッシュボード・サービスのリソース名はdashboards-familyです。次に、コンソール・ダッシュボードのサービス・リソースへのアクセス権をユーザーに付与するポリシーの例を示します:
Allow group TenancyUsers to manage dashboards-family in tenancyダッシュボード・グループへのアクセス権をユーザーに付与するポリシーの例を次に示します。
Allow group GroupA to manage dashboard-groups in tenancy where target.dashboardgroup.id='ocid1.dashboardgroup.oc1.phx.<uniqueID>'ポリシーを初めて使用する場合は、ポリシーの開始および共通ポリシーを参照してください。コンソール・ダッシュボード・ポリシーの詳細は、コンソール・ダッシュボードのポリシー詳細を参照してください。