アウトバウンド・コネクタの作成

アウトバウンド・コネクタを作成します。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「ストレージ」をクリックします。「ファイル・ストレージ」をクリックします。
    2. 「その他のリソース」で、「アウトバウンド・コネクタ」をクリックします。
    3. (オプション)「リスト・スコープ」セクションで、「コンパートメント」を選択します。
    4. 「アウトバウンド・コネクタの作成」をクリックします。
    5. 「アウトバウンド・コネクタの作成」ウィンドウで、次の詳細を指定します:
      1. アウトバウンド・コネクタ名: ファイル・ストレージ・サービスは、OutboundConnector-YYYYMMDD-HHMM-SSを使用してデフォルト名を作成します。オプションで、コネクタのデフォルト名を変更します。機密情報の入力は避けてください。
      2. 可用性ドメイン: 選択した最初の可用性ドメインがデフォルトとして使用されます。
      3. コンパートメントで作成: コネクタを作成するコンパートメントを指定します。
      4. コネクタ・タイプ: LDAPバインド・コネクタ・タイプのみがサポートされています。
      5. サーバーDNS名およびポート: LDAPバインド・アカウントを使用した接続に使用するエンドポイントのDNS名とポートを入力します。
      6. バインド識別名: バインド・アカウントのLDAP識別名を入力します。
      7. Vault: 使用するLDAPシークレットを含むボールトを選択します。
      8. シークレットおよびシークレット・バージョンを選択します。暗号化の詳細は、ボールトの概要を参照してください。
        注意

        ボールトおよびキーはバックアップしてください。そうしないと、ボールトとキーの削除によって、そのキーが暗号化に使用されたリソースまたはデータを復号化できなくなります。詳細は、ボールトおよびキーのバックアップとリストアを参照してください。
      9. アウトバウンド・コネクタにタグ付けするには、「タグ付けオプションの表示」をクリックします。

        リソースを作成する権限がある場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済のタグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に問い合せてください。タグは後から適用できます。

    6. アウトバウンド・コネクタを作成するには、「作成」をクリックします。
    7. (オプション)リソース・マネージャ・スタックとして構成を保存するには、「スタックとして保存」をクリックします。詳細は、スタックの管理を参照してください。
  • oci fs outbound-connector create_ldap_bind_connectorコマンドを使用して、アウトバウンド・コネクタを作成し、LDAP接続の詳細を指定します。

    oci fs outbound-connector create_ldap_bind_connector --availability-domain <availability_domain> --bind-distinguished-name <bind_distinguished_name> --compartment-id <compartment_OCID> --password-secret-id <vault_secret_OCID> --password-secret-version <vault_secret_version> --endpoints <file://endpoints.json>

    次にendpoints.jsonファイルの例を示します。

    {
      "hostname": "hostname.example.com",
      "port": 686
    }
    

    CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • CreateOutboundConnectorを使用して、アウトバウンド・コネクタを作成します。

    APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。