ファイルシステムのデフォルトの割り当て制限の設定

デフォルトの割り当て制限では、ユーザーまたはグループに個別の割り当て制限を設定する必要なく、すべてのユーザーおよび任意のファイルシステムのすべてのグループのストレージ消費を制限します。個々の割り当て制限は、ユーザーとグループのデフォルトをオーバーライドしますが、ファイルシステムの制限はオーバーライドしません。

ファイル・システムの割当て制限およびデフォルトの割当て制限は、ソフト割当て制限またはハード割当て制限です。詳細は、割当て制限タイプを参照してください。

ノート

デフォルト割当てを設定しても、これらの割当ては自動的に有効になりません。ファイル・システムの割当てを有効にする必要があります。
    1. 「ファイル・システム」リスト・ページで、使用するファイル・システムを選択します。リスト・ページまたはファイル・システムの検索に関するヘルプが必要な場合は、ファイル・システムのリストを参照してください。
    2. 詳細ページの「ファイル・システム割当てルール」または「デフォルト割当てルール」で、設定する割当てタイプの横にある「追加」または「編集」を選択します。
    3. 割当てパネルで、割当て制限をGB単位で入力し、「追加」または「変更の保存」を選択します。
    4. 既存のデフォルト割当てを削除するには、削除する割当てタイプの横にある「削除」を選択し、プロンプトが表示されたら確認します。
  • oci fs file-system create-quota-ruleコマンドおよび必須パラメータを使用して、デフォルトの割当て制限を設定します。--principal-idオプションは、デフォルトの割り当て制限には使用されません。例:

    oci fs file-system create-quota-rule --file-system-id <file_system_OCID> --principal-type <DEFAULT_USER/DEFAULT_GROUP> --is-hard-quota <boolean> --quota-limit-in-gigabytes <quota_limit_in_gigabytes>

    CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。

  • principalIdを指定せずにCreateQuotaRule操作を実行して、デフォルトの割当てを作成します。

    APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。