リソース・マネージャを使用したAlways Freeリソースの迅速な起動

リソース・マネージャ・サービスのテンプレート機能を使用して、Always Freeリソースの完全なセットを自動的に数分で作成する方法について学習します。

リソース・マネージャ・テンプレートは事前ビルド済のTerraform構成であり、単一の単純なワークフローを使用して、一般的なシナリオで使用されるリソースのセットを簡単に作成するのに役立ちます。提供されているテンプレートを使用してAlways Freeリソースをプロビジョニングすると、クラウドでアプリケーションの作成を開始するために必要な設定および構成でリソースが作成されます。テンプレートを使用するためにTerraformの経験は必要ありません。

Terraformおよびリソース・マネージャを使用してAlways Freeリソースをプロビジョニングするには

ヒント

Terraformは、「スタック」としてプロビジョニングされるリソースのセットを参照します。Terraformおよび「infrastructure-as-code」モデルの全般的な概要は、『Terraform: Write, Plan, and Create Infrastructure as Code』を参照してください。
  1. Oracle Cloud Infrastructureアカウントにログインします。
  2. 「スタック」リスト・ページで、「スタックの作成」を選択します。リスト・ページまたはスタックの検索に関するヘルプが必要な場合は、スタックのリストを参照してください。
  3. 「スタックの作成」ページの「Terraform構成の起点の選択」で、「テンプレート」を選択します。
  4. 「スタック構成」で、「テンプレートの選択」を選択します。
  5. 「テンプレートの参照」パネルで、「アーキテクチャ」タブを選択し、「サンプルeコマース・アプリケーション(MuShop Basic)」を選択して、「テンプレートの選択」を選択します。
    このページには、Terraform構成に含まれる情報が移入されます。
  6. (オプション)カスタム・プロバイダを使用するには、「カスタム・プロバイダの使用」を選択し、カスタム・プロバイダを含むバケットを選択します。
  7. (オプション)デフォルトのスタック名を編集し、スタックの説明を入力します。機密情報の入力は避けてください。
  8. スタックを作成するコンパートメントを選択してください。
  9. (オプション)「タグ」で、スタックに1つ以上のタグを追加します。
    リソースを作成する権限を持つ場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済タグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する許可が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に問い合せてください。タグは後から適用できます。
  10. 「次」を選択します。
  11. 「変数の構成」パネルで、Terraform構成からリストされた変数を確認し、必要に応じて変更します。
    重要

    秘密キーやその他の機密情報は、構成変数に追加しないでください。
  12. 「次」を選択します。
  13. 「確認」パネルで、スタック構成を確認します。
  14. 「作成」を選択します。

Always Freeリソースのセットのプロビジョニングには数分もかかりません。

スタックが作成され、その詳細ページが開きます。