Oracle Cloud Infrastructure CLI構成ファイルでのプロファイルの作成

OCI Functionsで使用するプロファイルをOracle Cloud Infrastructure CLI構成ファイルに作成する方法をご紹介します。

OCIファンクションを使用する前に、ファンクションの作成およびデプロイに使用するユーザー・アカウントの資格証明が含まれたOracle Cloud Infrastructure CLI構成ファイルが必要です。これらのユーザー・アカウント資格証明は、「プロファイル」と呼ばれます。デフォルトでは、Oracle Cloud Infrastructure CLI構成ファイルは~/.oci/configにあります。

開発環境としてCloud Shellを使用している場合、適切なプロファイルを持つ~/.oci/configファイルがすでに作成されています。

開発環境としてローカル・ホストを使用している場合は、ローカル・ホスト上のファンクションQuickStartの手順に従って、構成ファイル・スニペットをコピーして貼り付けて、~/.oci/configファイルにプロファイルを作成します。次に注意してください:

  • Oracle Cloud Infrastructure CLIをインストールした結果、すでに構成ファイルが存在する場合があります。ただし、OCIファンクションを使用するためにOracle Cloud Infrastructure CLIをインストールしておく必要はありません。
  • ~/.oci/configファイルには、複数のプロファイルを含めることができます。1つ以上のプロファイルを含む~/.oci/configファイルがすでにある場合は、OCIファンクションを使用してファンクションを作成およびデプロイするOracle Cloud Infrastructureユーザー用の既存のファイルに、新しいプロファイルを追加する必要があります。
  • 構成ファイル・スニペットの~/.oci/configファイルに貼り付ける新しいプロファイルの名前を、DEFAULTから選択した名前に変更します。~/.oci/configファイルには、同じ名前のプロファイルを2つ含めることはできません。

このトピックでは、OCI Functionsで使用するためのOracle Cloud Infrastructure API署名キーの設定の説明に従って、すでにAPI署名キーを取得していることを前提としています。~/.oci/configファイルでプロファイルを作成したら、OCI Functionsで使用するためのDockerのインストールに進みます。