スケジューリング関数
OCI Functionsで作成したスケジューリング関数についてご確認ください。
OCI Functionsを使用して作成したファンクションは、OCI Resource Schedulerを使用して繰返しスケジュールで実行できます。スケジューリング関数を毎週、日、または1時間に同時に実行すると、クラウド・インフラストラクチャの管理に関連する次のようなタスクの一部を自動化できます。
- メンテナンスおよびハウスキーピング:定期的なメンテナンス・タスクを実行する機能をスケジュールします。たとえば、データベース・クリーンアップ、ログ・ローテーション、データ・アーカイブ、アプリケーションのキャッシュ内の期限切れセッションのクリーンアップ、および長期ストレージへの監査ログの月次アーカイブなどです。
- 定期データ処理および分析:設定された間隔でデータ処理または分析ジョブを実行します。たとえば、日次レポートを生成したり、ダッシュボードを更新したり、トレンド分析のためにセンサー・データを1時間ごとに集計したり、ビジネス要件を満たすスケジュールでバッチ・データを処理したりできます。
- 機械学習とAI:新しいデータを使用してモデルの再トレーニングをスケジュールし、精度とパフォーマンスを向上させます。たとえば、定期的な推論タスクをスケジュールされた時間に実行して予測または推奨事項を生成することで、モデル・パフォーマンスを毎日評価し、主要なメトリックを監視してドリフトを検出し、パフォーマンスがしきい値を下回った場合にアラートをトリガーします。
OCIリソース・スケジューラを使用して、新しいリソース・スケジュールを作成し、そのリソース・スケジュールにファンクションを追加することで、ファンクションをスケジュールします。後で同じリソース・スケジュールに機能を追加できます。
リソース・スケジューラを使用するには、テナンシのリソース・スケジュールを管理する権限が付与されている必要があります。また、リソース・スケジュールに従ってファンクションを起動する前に、リソース・スケジュールを含む動的グループと、そのファンクションへの動的グループ・アクセス権を付与するポリシー・ステートメントを作成する必要があります。詳細は、スケジュールの作成を参照してください。
コンソール、CLIおよびAPIを使用してファンクションをスケジュールできます。関数のスケジュールを参照してください。