オブジェクト・ストレージへのデータの配置
オブジェクト・ストレージ・サービスは、信頼性が高く、セキュアでスケーラブルなオブジェクト・ストレージを提供します。オブジェクト・ストレージは、データをオブジェクトとして格納および管理するストレージ・アーキテクチャです。一般的な使用例には、データのバックアップ、ファイルの共有、ログやセンサー生成データなどの非構造化データの格納が含まれます。
オブジェクト・ストレージでは、バケットを使用してファイルを編成します。オブジェクト・ストレージを使用するには、最初にバケットを作成し、次にデータ・ファイルを追加します。
この手順では、デフォルトの属性を使用して標準ストレージ層バケットを作成します。サービスのすべての機能およびオプションの詳細は、オブジェクト・ストレージの概要を参照してください。
バケットの作成
オブジェクトを格納するバケットを作成するには:
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ナビゲーション・メニューを開き、「ストレージ」を選択します。「オブジェクト・ストレージおよびアーカイブ・ストレージ」で、「バケット」を選択します。
別のコンパートメントのリソースを表示するには、「コンパートメント」フィルタを使用してコンパートメントを切り替えます。
コンパートメント内のリソースを表示するには、そのコンパートメントで作業する権限が必要です。使用するコンパートメントがわからない場合は、管理者に連絡してください。詳細は、コンパートメントの理解を参照してください。
- 「Create Bucket」を選択します。
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バケットの属性を指定します:
- バケット名: bucket-20190306-1359など、現在の年月日と時間を反映するデフォルト・バケット名が生成されます。このデフォルトを他のバケット名に変更する場合は、文字、数字、ダッシュ、アンダースコアおよびピリオドを使用します。機密情報の入力は避けてください。
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デフォルト・ストレージ層: 「標準」層を選択します。
- 残りの属性のデフォルトを受け入れます。オプションの詳細を確認するには、「詳細」リンクを選択します。
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「作成」を選択します。
バケットはすぐに作成され、オブジェクトを追加できます。
バケットへのファイルのアップロード
オブジェクト・ストレージでは、最大10TiBまでのファイルを個別にアップロードできます。
コンソールを使用してバケットにファイルをアップロードするには:
- オブジェクト・ストレージの「バケット」ページで、詳細を表示するバケット名を選択します。
- ページの「オブジェクト」リージョンで、「アップロード」を選択します。
- オプションで、「オブジェクト名の接頭辞」フィールドに、アップロードする予定のファイルのファイル名接頭辞を指定します。
- 「ストレージ層」フィールドに「標準」と表示されている場合は、オプションで、オブジェクトのアップロード先のストレージ層を変更できます。
- 次のいずれかの方法でアップロードする1つ以上のオブジェクトを選択します:
- ファイルをコンピュータから「ここにファイルをドロップします」セクションにドラッグします。
- 「ファイルを選択」を選択して、ファイル選択ダイアログ・ボックスを表示します。
アップロードするファイルを選択すると、スクロール・リストに表示されます。選択したファイルのアップロードを行わない場合は、ファイル名の右側にある「X」アイコンを選択します。
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「アップロード」を選択します。
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ファイル・ステータスが「終了」と表示されたら、「閉じる」を選択してバケットに戻ります。
アップロードされたアイテムは、「オブジェクト」リストに表示されます。
次の手順
オブジェクト・ファイルの管理およびアクセスの詳細は、オブジェクト・ストレージの概要を参照してください。