コンパートメント割当て

このトピックでは、Oracle Cloud Infrastructureのコンパートメント割当てについて説明します。

コンパートメント割当てにより、テナント管理者とコンパートメント管理者はOracle Cloud Infrastructureでリソースが消費される方法を制御しやすくなり、管理者はコンソールを使用してリソースをコンパートメントに簡単に割り当てることができます。コンパートメントの予算とともに、コンパートメント割当てによって、Oracle Cloud Infrastructureテナンシでの支出を管理する強力なツールセットが作成されます。

コンソールのコンパートメント詳細ページからコンパートメント割当ての使用を開始できます。

コンパートメント割当てについて

コンパートメント割当ては、サービス制限と似ています。最大の違いは、サービス制限がOracleによって設定されるのに対し、コンパートメント割当ては、高レベルの柔軟性を備えたリソースの割当てを可能にするポリシーを使用して管理者が割り当てることです。

コンパートメント割当ては、IAMポリシー言語と似た単純な宣言言語で記述されたポリシー・ステートメントを使用して設定されます。

割当てポリシー・ステートメントには次の3つのタイプがあります:

  • set - コンパートメントに使用できるクラウド・リソースの最大数を設定します
  • unset - 割当て制限をデフォルトのサービス制限にリセットします
  • zero - コンパートメントのクラウド・リソースへのアクセス権を削除します
割当てポリシー・ステートメントは次のようになります:
割当てポリシーのsetステートメントの図
割当てポリシーのunsetステートメントの図
割当てポリシーのzeroステートメントの図
割当てポリシー・ステートメントの言語コンポーネントは次のとおりです:
  • 定義されている割当てのタイプに対応するaction キーワード。これは、setunsetまたはzeroです。
  • サービス・ファミリの名前。例: compute-core
  • quotaまたはquotasキーワード
  • 割当ての名前。これはサービス・ファミリによって異なります。たとえば、compute-coreファミリの有効な割当てはstandard2-core-countです。
    • ワイルドカードを使用して、名前の範囲を指定することもできます。たとえば、"/standard*/"は、フレーズ"standard"で始まるすべてのコンピュートの割当てに一致します。
  • setステートメントの場合は、割当ての値です。
  • 割当ての対象となるコンパートメント。
  • オプションの条件。たとえば、where request.region = 'us-phoenix-1'です。現在サポートされている条件は、request.regionおよびrequest.adです。
認証と認可

Oracle Cloud Infrastructureの各サービスは、すべてのインタフェース(コンソール、SDKまたはCLI、およびREST API)の認証および認可のためにIAMと統合されています。

組織の管理者は、どのユーザーがどのサービスとリソースにアクセスできるか、およびアクセスのタイプを制御する、グループコンパートメントおよびポリシーを設定する必要があります。たとえば、ポリシーは、新しいユーザーの作成、クラウド・ネットワークの作成と管理、インスタンスの起動、バケットの作成、オブジェクトのダウンロードなどを実行できるユーザーを制御します。詳細は、ポリシーの開始を参照してください。異なる各サービスに対するポリシーの記述の詳細は、ポリシー・リファレンスを参照してください。

会社が所有するOracle Cloud Infrastructureリソースを使用する必要がある通常のユーザー(管理者ではない)の場合は、ユーザーIDを設定するよう管理者に連絡してください。管理者は、使用する必要があるコンパートメントを確認できます。

ユーザーの認可に使用される共通ポリシーについては、共通ポリシーを参照してください。コンパートメントの割当てを管理するには、適切な権限を持つグループに属している必要があります。例:
allow group QuotaAdmins to { QUOTA_READ, QUOTA_CREATE, QUOTA_DELETE, QUOTA_UPDATE, QUOTA_INSPECT } in tenancy
割当てサービスに関する権限のユーザーへの付与の詳細は、IAMポリシー・リファレンスの割当てサービスの詳細を参照してください。
権限とネスト

コンパートメント割当てはルート・コンパートメントで設定できます。(ルート・コンパートメント上の割当てを管理できる必要がある)管理者は、独自のコンパートメントおよび任意の子コンパートメントに割当てを設定できます。親コンパートメントに設定された割当ては、子コンパートメントに設定されている割当てをオーバーライドします。これにより、親コンパートメントの管理者は、子によってオーバーライドできない割当てを子コンパートメントに作成できます。

スコープ
割当てには様々なスコープがあり、可用性ドメイン、リージョン、またはグローバルで使用できます。 コンパートメント割当てを操作する場合のスコープについて理解する必要がある重要なことがいくつかあります:
  • 可用性ドメイン(AD)レベルで割当てを設定する場合、その割当ては各ADに割り当てられます。そのため、たとえば、コンパートメントに120個のX7 OCPUの割当てを設定すると、実際にはAD当たり120個のOCPUの制限が設定されます。特定のADをターゲットにするには、where句でrequest.adパラメータを使用します。

  • リージョンの割当てが各リージョンに適用されます。たとえば、10個のファンクションの割当てがコンパートメントに設定されている場合、リージョンごとに10個のファンクションが割り当てられます。特定のリージョンをターゲットに指定するには、where句でrequest.regionパラメータを使用します。

  • サブコンパートメントの使用状況はメイン・コンパートメントの使用状況としてカウントされます。
詳細は、リージョンと可用性ドメインを参照してください。
割当ての評価および優先度
割当てステートメントの評価時には次のルールが適用されます:
  • ポリシー内では、割当てステートメントが順番に評価され、後のステートメントは同じリソースをターゲットとする前のステートメントよりも優先されます。
  • 同じリソースに複数のポリシーが設定されている場合は、最も制限が厳しいポリシーが適用されます。
  • サービス制限は常に割当て制限よりも優先されます。リソースのサービス制限を超える割当て制限をそのリソースに指定できますが、サービス制限は引き続き適用されます。
使用例

次の例では、米国西部(フェニックス)リージョンのコンパートメントMyCompartmentの各ADで、VM.Standard2およびBM.Standard2コンピュート・シリーズの割当てを240 OCPU (コア)に設定します: set compute-core quota standard2-core-count to 240 in compartment MyCompartment where request.region = us-phoenix-1次の例では、許可リストを作成し、ファミリ内のすべての割当てをゼロに設定して、リソースを明示的に割り当てる方法を示します:

zero compute-core quotas in tenancy set compute-core quota standard2-core-count to 240 in tenancy

次の例では、Dense I/Oコンピュート・リソースの作成を1つのリージョンのみに制限する方法を示します:

zero compute-core quotas /*dense-io*/ in tenancy set compute-core quota /*dense-io*/ to 48 in tenancy where request.region = us-phoenix-1

割当てをクリアするには、unsetステートメントを使用します。これにより、リソースの割当てが削除されます。このリソースの制限は、サービス制限によって適用されるようになります:

zero compute-core quotas in tenancy unset compute-core quota standard2-core-count in tenancy

コンソールの使用

割当てを作成するには
  1. ナビゲーション・メニューを開きます。「ガバナンスと管理」で、「ガバナンス」に移動し、「割当てポリシー」をクリックします。
  2. 割当てポリシー」画面で、「割当て制限の作成」をクリックします。

  3. 次を入力します:

    • 名前」フィールドに割当ての名前を入力します。機密情報の入力は避けてください。

    • 名前」フィールドに割当ての説明を入力します。

    • 割当てポリシー文字列を「割当てポリシー」フィールドに入力します。

  4. 割当てポリシーの作成」をクリックします。
ノート

新規ポリシーの動作が開始するまでに最大で10分かかることがあります。
割当てを編集するには
  1. 割当てポリシー」画面で、編集する割当てをクリックして割当てポリシーの詳細ページを表示し、「割当ての編集」ボタンをクリックします。

  2. 割当てを編集します。

  3. 「変更の保存」をクリックします。
割当てを削除するには
  1. コンソールから割当てを削除するには、次の2つの方法があります:

    • メインの「割当て制限ポリシー」ページで、削除する割当て制限の右側にあるコンテキスト・メニューをクリックして、「削除」を選択します。
    • 削除する割当てをクリックし、割当てポリシーの詳細ページで「削除」をクリックします。
  2. 「削除の確認」ダイアログで、「削除」または「取消」をクリックします。

サービスごとの使用可能な割当て

サービス名をクリックすると、設定できる使用可能な割当てが表示されます。

アナリティクス・クラウド

アナリティクス・クラウドの割当てと例については、サービス割当てを参照してください。

ビッグ・データ

ビッグ・データの割当てと例については、サービス割当てを参照してください。

ブロック・ボリュームの割当て

ファミリ名: block-storage

名前

スコープ

説明

backup-count リージョナル ブロックおよびブート・ボリューム・バックアップの合計数
total-storage-gb 可用性ドメイン

ブロックおよびブート・ボリュームの最大ストレージ領域(GB単位)

volume-count 可用性ドメイン

ブロックおよびブート・ボリュームの合計数

set block-storage quota volume-count to 10 in compartment MyCompartment
ブロックチェーン・プラットフォームの割当て

ブロックチェーン・プラットフォームの割当てと例については、サービス割当てを参照してください。

コンピュートの割当て
コンピュート・インスタンス

コンピュート・インスタンスの割当ては、コア(OCPU)ごとおよびシェイプごとに使用可能です。

コアベースの割当て

ファミリ名: compute-core

名前

スコープ

説明

standard1-core-count 可用性ドメイン VM.Standard1およびBM.Standard1シリーズのシェイプのOCPUの合計数
standard-b1-core-count 可用性ドメイン VM.Standard.B1およびBM.Standard.B1シリーズのシェイプのOCPUの合計数
standard2-core-count 可用性ドメイン VM.Standard2およびBM.Standard2シリーズのシェイプのOCPUの合計数
standard-e2-micro-core-count 可用性ドメイン VM.Standard.E2.1.MicroシリーズのシェイプのOCPUの合計数
standard-e2-core-count 可用性ドメイン VM.Standard.E2およびBM.Standard.E2シリーズのシェイプのOCPUの合計数
standard-e3-core-ad-count 可用性ドメイン VM.Standard.E3およびBM.Standard.E3シリーズのシェイプのOCPUの合計数
dense-io1-core-count 可用性ドメイン VM.DenseIO1およびBM.DenseIO1シリーズのシェイプのOCPUの合計数
dense-io2-core-count 可用性ドメイン VM.DenseIO2およびBM.DenseIO2シリーズのシェイプのOCPUの合計数
gpu2-count 可用性ドメイン VM.GPU2およびBM.GPU2シリーズのシェイプのGPUの合計数
gpu3-count 可用性ドメイン VM.GPU3およびBM.GPU3シリーズのシェイプのGPUの合計数
gpu4-count 可用性ドメイン BM.GPU4シリーズのシェイプのGPUの合計数
hpc2-core-count 可用性ドメイン BM.HPC2シリーズのシェイプのOCPUの合計数
dvh-standard2-core-count 可用性ドメイン DVH.Standard2.52シェイプのOCPUの合計数
set compute-core quota standard2-core-count to 480 in compartment MyCompartment
シェイプベースの割当て

ファミリ名: compute

名前

スコープ

説明

bm-standard1-36-count 可用性ドメイン BM.Standard1.36インスタンスの数
bm-standard-b1-44-count 可用性ドメイン BM.Standard.B1.44インスタンスの数
bm-standard2-52-count 可用性ドメイン BM.Standard2.52インスタンスの数
bm-standard-e2-64-count 可用性ドメイン BM.Standard.E2.64インスタンスの数
bm-dense-io1-36-count 可用性ドメイン BM.DenseIO1.36インスタンスの数
bm-dense-io2-52-count 可用性ドメイン BM.DenseIO2.52インスタンスの数
bm-gpu2-2-count 可用性ドメイン BM.GPU2.2インスタンスの数
bm-gpu3-8-count 可用性ドメイン BM.GPU3.8インスタンスの数
bm-hpc2-36-count 可用性ドメイン BM.HPC2.36インスタンスの数
vm-standard1-1-count 可用性ドメイン VM.Standard1.1インスタンスの数
vm-standard1-2-count 可用性ドメイン VM.Standard1.2インスタンスの数
vm-standard1-4-count 可用性ドメイン VM.Standard1.4インスタンスの数
vm-standard1-8-count 可用性ドメイン VM.Standard1.8インスタンスの数
vm-standard1-16-count 可用性ドメイン VM.Standard1.16インスタンスの数
vm-standard2-1-count 可用性ドメイン VM.Standard2.1インスタンスの数
vm-standard2-2-count 可用性ドメイン VM.Standard2.2インスタンスの数
vm-standard2-4-count 可用性ドメイン VM.Standard2.4インスタンスの数
vm-standard2-8-count 可用性ドメイン VM.Standard2.8インスタンスの数
vm-standard2-16-count 可用性ドメイン VM.Standard2.16インスタンスの数
vm-standard2-24-count 可用性ドメイン VM.Standard2.24インスタンスの数
vm-standard-e2-1-micro-count 可用性ドメイン VM.Standard.E2.1.Microインスタンスの数
vm-standard-e2-1-count 可用性ドメイン VM.Standard.E2.1インスタンスの数
vm-standard-e2-2-count 可用性ドメイン VM.Standard.E2.2インスタンスの数
vm-standard-e2-4-count 可用性ドメイン VM.Standard.E2.4インスタンスの数
vm-standard-e2-8-count 可用性ドメイン VM.Standard.E2.8インスタンスの数
standard-e3-core-ad-count 可用性ドメイン VM.Standard.E3およびBM.Standard.E3シリーズのシェイプのOCPUの合計数
vm-dense-io1-4-count 可用性ドメイン VM.DenseIO1.4インスタンスの数
vm-dense-io1-8-count 可用性ドメイン VM.DenseIO1.8インスタンスの数
vm-dense-io1-16-count 可用性ドメイン VM.DenseIO1.16インスタンスの数
vm-dense-io2-8-count 可用性ドメイン VM.DenseIO2.8インスタンスの数
vm-dense-io2-16-count 可用性ドメイン VM.DenseIO2.16インスタンスの数
vm-dense-io2-24-count 可用性ドメイン VM.DenseIO2.24インスタンスの数
vm-gpu2-1-count 可用性ドメイン VM.GPU2.1インスタンスの数
vm-gpu3-1-count 可用性ドメイン VM.GPU3.1インスタンスの数
vm-gpu3-2-count 可用性ドメイン VM.GPU3.2インスタンスの数
vm-gpu3-4-count 可用性ドメイン VM.GPU3.4インスタンスの数
dvh-standard2-52-count 可用性ドメイン DVH.Standard2.52インスタンスの数
set compute quota vm-dense-io2-8-count to 10 in compartment MyCompartment where request.ad = 'us-phoenix-1-ad-2'
カスタム・イメージ

ファミリ名: compute

名前

スコープ

説明

custom-image-count リージョナル カスタム・イメージの数
set compute quota custom-image-count to 15 in compartment MyCompartment
インスタンス構成、インスタンス・プールおよびクラスタ・ネットワーク

ファミリ名: compute-management

名前

スコープ

説明

cluster-network-count リージョナル クラスタ・ネットワークの数
config-count リージョナル インスタンス構成の数
pool-count リージョナル インスタンス・プールの数
set compute-management quota config-count to 10 in compartment MyCompartment
自動スケーリング

ファミリ名: auto-scaling

名前

スコープ

説明

config-count リージョナル 自動スケーリング構成の数
Set auto-scaling quota config-count to 10 in compartment MyCompartment
Content and Experienceの割当て制限

Content and Experienceの割当て制限と例は、「サービス割当て制限」を参照してください。

データ・カタログの割当て制限

ファミリ名: data-catalog

名前

スコープ

説明

catalog-count リージョナル データ・カタログ数

set data-catalog quota catalog-count to 1 in compartment <MyCompartment>
データ統合の割当て

ファミリ名: dataintegration

名前

スコープ

説明

workspace-count リージョナル ワークスペースの数

set dataintegration quota workspace-count to 10 in compartment <compartment_name>
データ・サイエンスの割当て制限

ファミリ名: data-science

名前

スコープ

説明

ds-block-volume-count リージョナル ブロック・ボリュームの数
ds-block-volume-gb リージョナル ブロック・ボリューム・サイズ(GB)
ds-gpu2-count リージョナル VM.GPU2のGPU
ds-gpu3-count リージョナル VM.GPU3のGPU
ds-standard2-core-regional-count リージョナル VM.Standard2コアの数
ds-standard-e2-core-regional-count リージョナル VM.Standard E2コアの数
model-count リージョナル モデルの数
notebook-session-count リージョナル ノートブック・セッション数
project-count リージョナル プロジェクト数

次の例は、指定したコンパートメントのデータ・サイエンス・プロジェクトの数を制限する方法を示しています。

set data-science quota project-count to 10 in compartment MyCompartment
データ転送の割当て

ファミリ名: data-transfer

名前

スコープ

説明

active-appliance-count リージョナル 承認された転送アプライアンスの数
appliance-count リージョナル 転送アプライアンスの数
job-count リージョナル 転送ジョブの数

zero data-transfer quota job-count in tenancy
set data-transfer quota job-count to 1 in compartment Finance
set data-transfer quota appliance-count to 3 in compartment Finance
データベースの割当て

ファミリ名: database

名前

スコープ

説明

adb-free-count リージョナル Always FreeAutonomous Databaseの数。テナンシはAlways FreeAutonomous Databaseを合計2つ持つことができ、これらのリソースはホーム・リージョンにプロビジョニングされている必要があります。データベースごとに、ワークロード・タイプ(Autonomous Transaction ProcessingまたはAutonomous Data Warehouse)を選択できます。
adw-dedicated-ocpu-count 可用性ドメイン 専用Exadataインフラストラクチャを使用するデータベースのAutonomous Data Warehouse OCPUの数。 (コンソール「制限、割当ておよび使用状況」ページの「N/A」値に関するノートを参照してください。)
adw-dedicated-total-storage-tb 可用性ドメイン 専用Exadataインフラストラクチャを使用するAutonomous Data Warehouseデータベースのストレージの量(TB)。(コンソール「制限、割当ておよび使用状況」ページの「n/a」値については、この表の後のノートを参照してください。)
adw-ocpu-count リージョナル 共有Exadataインフラストラクチャを使用するデータベースのAutonomous Data Warehouse OCPUの数。
adw-total-storage-tb リージョナル 共有Exadataインフラストラクチャを使用するAutonomous Data Warehouseデータベースのストレージの量(TB)。
atp-dedicated-ocpu-count 可用性ドメイン 専用Exadataインフラストラクチャを使用するデータベースのAutonomous Data Warehouse OCPUの数。(コンソール「制限、割当ておよび使用状況」ページの「n/a」値については、この表の後のノートを参照してください。)
atp-dedicated-total-storage-tb 可用性ドメイン 専用Exadataインフラストラクチャを使用するAutonomous Transaction Processingデータベースのストレージの量(TB)。(コンソール「制限、割当ておよび使用状況」ページの「n/a」値については、この表の後のノートを参照してください。)
atp-ocpu-count リージョナル 共有Exadataインフラストラクチャを使用するデータベースのAutonomous Transaction Processing OCPUの数。
atp-total-storage-tb リージョナル 共有Exadataインフラストラクチャを使用するAutonomous Transaction Processingデータベースのストレージの量(TB)。
bm-dense-io1-36-count 可用性ドメイン

BM.DenseIO1.36 DBシステムの数

bm-dense-io2-52-count 可用性ドメイン BM.DenseIO2.52 DBシステムの数
exadata-base-48-count 可用性ドメイン Exadata.Base.48 DBシステムの数
exadata-full1-336-x6-count 可用性ドメイン Exadata.Full1.336 - X6 DBシステムの数
exadata-full2-368-x7-count 可用性ドメイン

Exadata.Full2.368 - X7 DBシステムおよびAutonomous Exadata Infrastructureの数

exadata-half1-168-x6-count 可用性ドメイン Exadata.Half1.168 - X6 DBシステムの数
exadata-half2-184-x7-count 可用性ドメイン

Exadata.Half2.184 - X7 DBシステムおよびAutonomous Exadata Infrastructureの数

exadata-quarter1-84-x6-count 可用性ドメイン Exadata.Quarter1.84 - X6 DBシステムの数
exadata-quarter2-92-x7-count 可用性ドメイン

Exadata.Quarter2.92 - X7 DBシステムおよびAutonomous Exadata Infrastructureの数

vm-block-storage-gb 可用性ドメイン すべての仮想マシンDBシステム全体のブロック・ストレージ・アタッチメントの合計サイズ(GB単位)
vm-standard1-ocpu-count 可用性ドメイン VM.Standard1.x OCPUの数
vm-standard2-ocpu-count 可用性ドメイン VM.Standard2.x OCPUの数
ノート

コンソール「制限、割当ておよび使用状況」ページを表示すると、専用Exadataインフラストラクチャを使用するAutonomous Transaction ProcessingおよびAutonomous Data Warehouseに関連するストレージおよびOCPUリソースの「サービス制限」列に「n/a」値が表示されます。また、この値は、これらのリソースの「使用可能」列にも表示されます。これらのリソースの制限がプロビジョニングされたExadataハードウェアの容量に基づいており、Oracle Cloud Infrastructureで制御されるサービス制限ではないためです。これらのいずれかのリソースに対してコンパートメント割当てポリシーを定義すると、「使用可能」列に、Exadataハードウェアの既存の使用状況に基づいて、割当て可能な量の値が表示されます。

非従量制シェイプなど、リストされていないシェイプについては、Oracle Supportにお問い合せください。

次の例は、コンパートメント内のAutonomous Data Warehouseリソース数を制限する方法を示しています:

#Limits the Autonomous Data Warehouse CPU core count to 2 in the MyCompartment compartment
set database quota adw-ocpu-count to 2 in compartment MyCompartment

この例は、専用Exadataインフラストラクチャを使用するAutonomous Data WarehouseにOCPUコアの割当て制限を設定する方法を示しています。

#Limits the number of Autonomous Data Warehouse dedicated Exadata infrastructure OCPUs to 20 in the MyCompartment compartment
set database quota adw-dedicated-ocpu-count to 20 in compartment MyCompartment

この例は、コンパートメント内のAutonomous Exadata Infrastructureクォータ・ラック・リソースの割当てを設定する方法を示しています:

#Limits the usage of Exadata.Quarter2.92 X7 shapes to 1 in the MyCompartment compartment
set database quota exadata-quarter2-92-x7-count to 1 in compartment MyCompartment

コンパートメント内の仮想マシンDBシステムの数を制限するには、CPUコアの数とブロック・ストレージの個別の割当て制限を設定する必要があります:


#Sets a quota for virtual machine Standard Edition OCPUs to 2 in the MyCompartment compartment
set database quota vm-standard1-ocpu-count to 2 in compartment MyCompartment

#Sets the virtual machine DB system block storage quota to 1024 GB in the same compartment
set database quota vm-block-storage-gb to 1024 in compartment MyCompartment

次の例は、指定したコンパートメント内の2つのExadataフル・ラックX7リソースを除き、テナンシ内のすべてのデータベース・リソースの使用を禁止する方法を示しています:

zero database quotas in tenancy
set database quota exadata-full2-368-x7-count to 2 in compartment MyCompartment

このネストされた割当て制限の例は、リソース・タイプの制限をそのサブコンパートメント間に分散する方法を示しています:

#Allows usage of 3 Autonomous Data Warehouse OCPUs in parent compartment Compartment1
set database quota adw-ocpu-count to 3 in compartment Compartment1

#Allows usage of 1 Autonomous Data Warehouse OCPU in child compartment Compartment1.1
set database quota adw-ocpu-count to 1 in compartment Compartment1.1

#Allows usage of 2 Autonomous Data Warehouse OCPUs in child compartment Compartment1.2
set database quota adw-ocpu-count to 2 in compartment Compartment1.2
デジタル・アシスタントの割当て

デジタル・アシスタントの割当て制限と例は、サービス割当て制限を参照してください。

DNSクォータ

ファミリ名: dns

名前

スコープ

説明

global-zone-count クローバル パブリックDNSゾーンの数
steering-policy-count クローバル トラフィック管理ステアリング・ポリシーの数
steering-policy-attachment-count クローバル トラフィック管理ステアリング・ポリシー・アタッチメントの数

zero dns quotas in compartment MyCompartment
zero dns quota global-zone-count in compartment MyCompartment
zero dns quota steering-policy-count in compartment MyCompartment
zero dns quota steering-policy-attachment-count in compartment MyCompartment
イベントの割当て制限

ファミリ名: events

名前

スコープ

説明

rule-count リージョナル ルール数

Set events quota rule-count to 10 in compartment MyCompartment
Zero events quota rule-count in compartment MyCompartment
電子メール配信の割当て

ファミリ名: email-delivery

名前

スコープ

説明

approved-sender-count リージョナル 承認済送信者の数

zero email-delivery quota approved-sender-count in compartment MyCompartment
ファイル・ストレージの割当て

ファミリ名: filesystem

名前

スコープ

説明

mount-target-count 可用性ドメイン マウント・ターゲットの数
file-system-count 可用性ドメイン ファイル・システムの数

Set filesystem quota file-system-count to 5 in compartment MyCompartment
Zero filesystem quota file-system-count in compartment MyCompartment
Set filesystem quota mount-target-count to 1 in compartment MyCompartment
Zero filesystem quota mount-target-count in compartment MyCompartment
管理エージェントの割当て

ファミリ名: management-agent

名前

スコープ

説明

management-agent-count リージョナル 管理エージェントの数
management-agent-install-key-count リージョナル 管理エージェントのインストール・キーの数

次の例では、ユーザーがMyCompartmentにインストールできる管理エージェントの数を200に制限します。

set management-agent quota management-agent-count to 200 in compartment MyCompartment

次の例では、ユーザーがMyCompartmentで作成できる管理エージェントのインストール・キーの数を10に制限します。

set management-agent quota management-agent-install-key-count to 10 in compartment MyCompartment
ネットワーキングの割当て
VCNの割当て

ファミリ名: vcn

名前

スコープ

説明

vcn-count リージョナル 仮想クラウド・ネットワークの数
reserved-public-ip-count リージョナル 予約済リージョン・パブリックIPアドレスの数
Set vcn quota vcn-count to 10 in compartment MyCompartment
NoSQL Database Cloudの割当て

Oracle NoSQL Database Cloudの割当て制限と例については、サービスの割当て制限を参照してください。

通知の割当て

ファミリ名: notifications

名前

スコープ

説明

topic-count リージョナル トピック数

set notifications quota topic-count to 10 in compartment MyCompartment
オブジェクト・ストレージの割当て

ファミリ名: object-storage

名前

スコープ

説明

storage-bytes リージョナル 合計ストレージ・サイズ(バイト)

Set object-storage quota storage-bytes to 10000000000 in tenancy

Set object-storage quota storage-bytes to 5000000000 in compartment MyCompartment

Zero object-storage quota storage-bytes in compartment AnotherCompartment

Unset object-storage quota storage-bytes in tenancy
リソース・マネージャの割当て

ファミリ名: resource-manager

名前

スコープ

説明

concurrent-job-count リージョナル コンパートメント当たりの同時ジョブ数
configuration-source-provider-count リージョナル コンパートメント当たりの構成ソース・プロバイダの数
stack-count リージョナル コンパートメント当たりのスタック数
template - count リージョナル 区分当たりのプライベート・テンプレート数

set resource-manager quota concurrent-job-count to 1 in compartment MyCompartment
zero resource-manager quota stack-count in compartment MyCompartment
set resource-manager quota configuration-source-provider-count to 5 in compartment MyCompartment
set resource-manager quota template-count to 3 in compartment MyCompartment
サービス・コネクタ・ハブの割当て

ファミリ名: service-connector-hub

名前

スコープ

説明

service-connector-count リージョナル サービス・コネクタの数

set service-connector-hub quota service-connector-count to 10 in compartment preview
ストリーミングの割当て

ファミリ名: streaming

名前

スコープ

説明

partition-count リージョナル パーティション数

set streaming quota partition-count to 10 in compartment MyCompartment
ボールトの割当て制限

ファミリ名: kms

名前

スコープ

説明

virtual-private-vault-count リージョナル 仮想プライベート・ボールトの数

set kms quota virtual-private-vault-count to 1 in compartment MyCompartment
WAFの割当て

ファミリ名: waas

名前

スコープ

説明

waas-policy-count リージョナル WAFポリシーの数

zero waas quota waas-policy-count in compartment MyCompartment