ヘルス・チェック・サービスの概要

Oracle Cloud Infrastructure Health Checksサービスは、高い頻度で外部モニタリングを実施し、ホストWebサイト、APIエンドポイント、外部向けロード・バランサなど、公開サービスの可用性とパフォーマンスを判断します。ヘルス・チェックを使用すると、顧客に影響を与える可用性の問題があった場合にすぐ認識することができます。

ヘルス・チェック・サービスのコンポーネント

次のリストでは、ヘルス・チェックの作成時に使用される主なコンポーネントについて説明しています。

モニター
モニターでは、公開エンドポイントのヘルスを継続的にモニターできます。モニターは、HTTPプロトコルおよびpingプロトコルを使用するように構成できます。モニターは、構成されたテスト間隔に基づいて、「基本」または「プレミアム」に分類されます。モニターは、テスト間隔が10秒に設定されている場合はPremiumとみなされ、テスト間隔が10秒より大きい場合はBasicとみなされます。基本モニターとプレミアム・モニターには、モニターが実行される頻度以外の動作の違いはありません。
オンデマンド・プローブ
オンデマンド・プローブでは、1回かぎりのプローブを実行して、公開エンドポイントのヘルスを評価できます。オンデマンドプローブは、HTTPプロトコルとpingプロトコルのいずれかまたは両方を使用するように構成できます。この機能は、REST APIでのみ使用可能です。24時間以内に実行できるオンデマンドプローブの数には制限があります。オンデマンドのクレジットは、プローブの実行時に消費され、時間の経過とともに徐々に補充されます。
バンテージ・ポイント
バンテージ・ポイントとは、モニターおよびプローブを指定したターゲットに対して実行できる地理的なロケーションのことです。Oracle Cloud Infrastructureは、世界中で多数のバンテージ・ポイントを管理します。
プロトコル
ヘルス・チェック・サービスを使用すると、HTTPモニターとpingタイプ・モニターの両方を構成できます。各タイプに、それぞれのプロトコルがあります。

ヘルス・チェック・サービスへのアクセス方法

Oracle Cloud Infrastructureには、コンソール(ブラウザベースのインタフェース)またはREST APIを使用してアクセスできます。コンソールおよびAPIについての説明は、このガイド全体のトピックに記載されています。

コンソールにアクセスするには、サポートされているブラウザを使用する必要があります。このページの上部にある「コンソール」リンクを使用して、サインイン・ページに移動できます。テナンシ、ユーザー名およびパスワードを入力します。

認証と認可

Oracle Cloud Infrastructureの各サービスは、すべてのインタフェース(コンソール、SDKまたはCLI、およびREST API)の認証および認可のためにIAMと統合されています。

組織の管理者は、どのユーザーがどのサービスとリソースにアクセスできるか、およびアクセスのタイプを制御する、グループコンパートメントおよびポリシーを設定する必要があります。たとえば、ポリシーは、新しいユーザーの作成、クラウド・ネットワークの作成と管理、インスタンスの起動、バケットの作成、オブジェクトのダウンロードなどを実行できるユーザーを制御します。詳細は、ポリシーの開始を参照してください。異なる各サービスに対するポリシーの記述の詳細は、ポリシー・リファレンスを参照してください。

会社が所有するOracle Cloud Infrastructureリソースを使用する必要がある通常のユーザー(管理者ではない)の場合は、ユーザーIDを設定するよう管理者に連絡してください。管理者は、使用する必要があるコンパートメントを確認できます。

ヘルス・チェック・サービスの機能と制限

Oracle Cloud InfrastructureHealth Checksサービスでは、エンドポイント・テストがアカウントごとに1,000までに制限されています。

適用可能な制限の一覧と制限の引上げをリクエストする手順は、「サービス制限」を参照してください。リソースまたはリソース・ファミリにコンパートメント固有の制限を設定するために、管理者は、コンパートメント割当てを使用できます。

必要なIAMサービス・ポリシー

Oracle Cloud Infrastructureを使用するには、管理者によってポリシーでセキュリティ・アクセス権が付与されている必要があります。このアクセス権は、コンソール、あるいはSDK、CLIまたはその他のツールを使用したREST APIのいずれを使用している場合でも必要です。権限がない、または認可されていないというメッセージが表示された場合は、自分がどのタイプのアクセス権を持っているか、およびどのコンパートメントで作業するかを管理者に確認してください。

ポリシーを初めて使用する場合は、「ポリシーの開始」「共通ポリシー」を参照してください。ヘルス・チェックのポリシーの詳細は、ヘルス・チェック・サービスの詳細を参照してください。

ポリシーの例:

  • テナントのすべてのユーザーに対してヘルス・チェックですべての操作を有効にするには:
    Allow any-user to manage health-check-family in tenancy
  • ヘルス・チェックに対するすべての操作をコンパートメント内のすべてのユーザーに対して有効にするには:
    Allow any-user to manage health-check-family in compartment <Compartment Name>
  • 特定のユーザー・グループのヘルス・チェックに対するすべての操作を有効にするには:
    Allow group <Your Group Name> to manage health-check-family in compartment <Compartment Name>

異なるコンパートメントへのヘルス・チェックの移動

ヘルス・チェックは、コンパートメント間で移動できます。ヘルス・チェックを新しいコンパートメントに移動すると、対応するモニターおよびテスト結果もあわせて移動します。移動後のヘルス・チェックには、SDK、CLI、コンソールからアクセスできます。詳細は、コンパートメントの管理を参照してください。

リソースのタグ付け

リソースにタグを適用すると、ビジネス・ニーズに応じてそれらを整理しやすくなります。リソースの作成時にタグを適用することも、後でリソースを必要なタグで更新することもできます。タグ適用についての一般情報は、リソース・タグを参照してください。