モニタリングの詳細

このトピックでは、モニタリング・サービスへのアクセスを制御するポリシーの書込みの詳細を説明します。

リソース・タイプ

alarms

metrics

サポートされている変数

モニタリングでは、すべての一般的な変数(すべてのリクエストの一般的な変数を参照)とここにリストされている変数をサポートします。

このリソース・タイプの操作... この変数を使用できます 変数タイプ コメント
metrics target.metrics.namespace 文字列

この変数を使用して、特定のリソース・タイプへのアクセスを制御します。ネームスペース値を一重引用符で囲みます。たとえば、コンピュート・インスタンスのメトリックへのアクセスを制御するには、where target.metrics.namespace='oci_computeagent'というフレーズを使用します

ポリシーの例は、特定のメトリック・ネームスペースへのユーザー・アクセスの制限を参照してください。有効なネームスペース値については、サポートされているサービスを参照してください。

動詞とリソース・タイプの組合せの詳細

次の表に、各動詞でカバーされている権限およびAPI操作を示します。アクセス・レベルは、inspect > read > use > manageの順に累積されます。表セル内のプラス記号(+)は、その上のセルと比較して増分アクセスを示しますが、「余分なし」は増分アクセスを示しません。

alarms
動詞 権限 完全に対象となるAPI 部分的に対象となるAPI
inspect

ALARM_INSPECT

ListAlarms

ListAlarmsStatus

RetrieveDimensionStates

なし

read

INSPECT +

ALARM_READ

GetAlarmHistory GetAlarm (メトリック・コンパートメントおよびメトリック・ネームスペースの場合はMETRIC_READも必要)
use

READ +

余分なし

余分なし

なし

manage

USE +

ALARM_CREATE

ALARM_UPDATE

ALARM_DELETE

ALARM_MOVE

ChangeAlarmCompartment

DeleteAlarm

RemoveAlarmSuppression

CreateAlarm (メトリック・コンパートメントおよびメトリック・ネームスペースの場合はMETRIC_READも必要)

UpdateAlarm (メトリック・コンパートメントおよびメトリック・ネームスペースの場合はMETRIC_READも必要)

metrics
動詞 権限 完全に対象となるAPI 部分的に対象となるAPI
inspect

METRIC_INSPECT

ListMetrics

なし

read

INSPECT +

METRIC_READ

SummarizeMetricsData

なし

use

READ +

METRIC_WRITE

PostMetricData

なし

manage

USE +

余分なし

余分なし

なし

各API操作に必要な権限

次の表は、API操作を論理的な順序で、リソース・タイプ別にグループ化して示しています。

権限の詳細は、権限を参照してください。

API操作 操作の使用に必要な権限
ListMetrics METRIC_INSPECT
SummarizeMetricsData METRIC_INSPECTおよびMETRIC_READ
PostMetricData METRIC_WRITE
ListAlarms ALARM_INSPECT
ListAlarmsStatus ALARM_INSPECT
GetAlarm ALARM_READとMETRIC_READ
GetAlarmHistory ALARM_READ
CreateAlarm ALARM_CREATEとMETRIC_READ
ChangeAlarmCompartment ALARM_MOVE
UpdateAlarm ALARM_UPDATEとMETRIC_READ
RemoveAlarmSuppression ALARM_UPDATE
DeleteAlarm ALARM_DELETE
RetrieveDimensionStates ALARM_INSPECT