シークレット・バージョンの削除
OCIボールトに格納されているシークレットのバージョンの削除をスケジュールする方法について学習します。
レプリケートされたシークレットは読取り専用です。ソース・シークレットのシークレット・バージョンを削除すると、シークレット・レプリカのバージョンが同時に削除されます。詳細は、シークレットのレプリケートを参照してください。
- シークレットの「バージョン」リスト・ページで、操作するシークレット・バージョンを検索します。リスト・ページの検索に関するヘルプが必要な場合は、シークレット・バージョンのリストを参照してください
- リストでバージョンを検索し、 を選択し、「シークレット・バージョンの削除」を選択します。
- シークレット名を入力して削除日時を選択し、「シークレット・バージョンの削除」を選択して、シークレット・バージョンを削除することを確認します。
- 注意
シークエンド・バージョンの削除がスケジュールされている場合、そのシークレットに依存するリソースまたはサービスは即時にアクセス不可になります。シークレットのローテーションあるいは更新もできません。シークレットが削除されると、シークレット・コンテンツは不可逆的に破棄されます。完全に削除される前にシークレット・バージョンの使用をリストアするには、その削除を取り消すことができます。シークレット・バージョンを削除するには、oci vault secret-version schedule-deletionコマンドを使用します。
oci vault secret-version schedule-deletion --secret-id <target_secret_id> --time-of-deletion <time_in_rfc3339_format>
たとえば:
oci vault secret-version schedule-deletion--secret-id ocid1.vaultsecret.oc1.iad.exampleaz5qacpqahuecvbjqzql4qmpbrtd7pprafhivcfik6wuitexample --time-of-deletion 2020-04-30T10:00:00Z
デフォルトでは、サービスによって、現在の日時から30日間、シークレットの削除がスケジュールされます。1日から30日までの範囲を設定できます。
CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。
管理エンドポイントとともにScheduleSecretVersionDeletion APIを使用して、シークレット・バージョンの削除をスケジュールします。
ノート
管理エンドポイントは、作成、更新、リスト、取得および削除などの管理操作に使用されます。管理エンドポイントは、コントロール・プレーンURLまたはKMSMANAGEMENTエンドポイントとも呼ばれます。
暗号化エンドポイントは、暗号化、復号化、データ暗号化鍵の生成、署名、検証などの暗号化操作に使用されます。暗号化エンドポイントは、データ・プレーンURLまたはKMSCRYPTOエンドポイントとも呼ばれます。
管理エンドポイントおよび暗号化エンドポイントは、ボールトの詳細メタデータにあります。手順については、Getting a Vault's Detailsを参照してください。
キー管理、シークレット管理およびシークレット取得APIのリージョナル・エンドポイントについては、APIリファレンスおよびエンドポイントを参照してください。
APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。