キーのラップ

キーをラップするコマンドを構成します。

wrapKeyコマンドを使用すると、機密キーをHSMからホストにラップできます。ハンドルによってキーを識別できます。

コマンド・プロンプトを開き、wrapKeyコマンドを実行して、機密キーをHSMからホストにラップします。ハンドルによってキーを識別できます。

ノート

キーを削除できるのは、キー所有者のみです。

構文


Syntax: wrapKey -h -k <key to be wrapped> -w <wrapping key handle> -out <wrapped key file> [-m <wrapping mechanism>] [-aad <additional authenticated data filename>] [-noheader] [-i <wrapping IV>] [-iv_file <IV file>] [-tag_size <num_tag_bytes>]
 
説明
パラメータ 説明
-h この情報を表示します
-f ラップするキー・ハンドルを指定します。
-w ラッピング・キーを指定します。HSMのAESキーまたはRSAキー値のキー・ハンドルを入力します。
-m ラッピングメカニズムを表す値。
- 出力 パスおよび出力ファイル名。
-aad aadを含むファイルの名前。
-noheader CloudHSM固有のキー属性を指定するヘッダーを省略します。
-i 初期化ベクトル(IV) (16進値)。
-iv_file レスポンスで取得したIV値を書き込むファイル。
-tag_size ラップされたBLOBとともに保存されるタグのサイズ。

Command: wrapKey -k 129
 KeyMgmtUtilwrapKey returned: 0x00 : HSM Return: SUCCESS
 Cluster Status:
 Node id 0 status: 0x00000000 : HSM Return: SUCCESS