サービス・ログ
サービス・ログは、APIゲートウェイ、 イベント、関数、ロード・バランシング、オブジェクト・ストレージ、VCNフロー・ログなど、Oracle Cloud Infrastructureサービスによって発行されるログです。これらのサポートされる各サービスには、そのサービスのロギングを有効または無効にできるLogsリソースがあります。
サポートされるサービス
リソースのロギングの有効化
ログは、リソース自体で直接有効にすることも、中央の「ログ」ページで有効にすることもできます。特定のリソースでログを有効にする場合は、カテゴリを指定します。様々なリソースに様々なカテゴリを設定できます。たとえば、イベント・サービスのルールには、ロギング管理に使用できるログ・リソースがあります。ルールでは、対応する「カテゴリ」フィールドにリストされたカテゴリに従ってログを発行できます。このページには、リソースが作成できるログがリストされます。
「リソース」ページからのロギングの有効化
- カテゴリ
- ステータス
- ログ名
- ログ・グループ
- コンパートメント(リソースと同じ)
- ログ・グループ:コンパートメント内の最初のログ・グループ。別のログ・グループを選択するか、「新規グループの作成」をクリックして新規グループを作成できます。
- ログ名:リソースの名前およびカテゴリとして事前に移入され、アンダースコア(<resource>_<category>)と組み合せられます。たとえば、リソースの名前がresourceで、カテゴリがruleexecutionlogの場合、ログ名はresource_ruleexecutionlogです。
ロギングを有効にすると、「ログ名」または「ログ・グループ」の下のリンクをクリックして、ログの詳細ページまたはログ・グループの詳細ページをそれぞれ表示できます。
ロギングを無効にするには、ログ制御の有効化を切り替えます。これにより、ロギング無効化の確認ダイアログが表示されます。「ログの無効化」をクリックして確認します。「ステータス」フィールドはINACTIVEに設定され、非アクティブ・ステータスを示します。
ログを作成すると、ログ・オブジェクトが確立されます。ログを削除するには、「アクション」メニューから「削除」を選択します。ログを削除するかどうかを確認する確認メッセージが表示されます。「削除」をクリックすると、ログ・オブジェクトが無効になるのではなく、削除されます(つまり、ログ・オブジェクトは存在しますが、新しいデータは記録されません)。
「ログ」ページでのロギングの有効化
- ナビゲーション・メニューを開きます。「ソリューションおよびプラットフォーム」で、「ロギング」に移動し、「ログ」をクリックします。ログ・ページが表示されます。
- 「サービス・ログの有効化」をクリックします。「リソース・ログの有効化」パネルが表示されます。
- 「リソース、リソース区分の選択」で、作業権限を持つ区分を選択します。
- 「サービス」ドロップダウン・リストからサービスを選択します(使用可能なサービスについては、「サポートされているサービス」を参照)。
- リソースの選択:
- 「サービス」で、ログを有効化するリソースのサービスを選択します。
-
「リソース区分」で、リソースの区分を選択します。ヒント:ドロップダウン・ボックスに入力して、テナンシ内のすべての区分のフィルタ検索
を実行できます。 - 「リソース」で、リソースを選択します。
- ログを構成します。
-
「ログ・カテゴリ」で、作成するログのタイプを指定するログ・カテゴリを選択します。たとえば、Object Storageバケットには、読取りおよび書込みのカテゴリがあります。読取りイベントのみを含むログを有効にするには、「読取り」を選択します。書込みイベントのみを含むログの場合は「書込み」を選択します。
サービス、リソースおよびログ・カテゴリの任意の組合せに対して1つのログのみ保持できます。たとえば、Object Storageバケットには、読取りと書込みの2つのカテゴリがあります。そのため、
- テナンシ内のすべてのバケットに対して、単一の読取りログおよび単一の書込みログを有効にできます。
- 1つのバケットに対して複数のログ(1つの読み取りと1つの書き込み)を有効にすることはできません。
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「ログ名」にログの名前を入力します。詳細は、ログおよびログ・グループ名を参照してください。コンパートメントにバケットを自動的に作成し、そこにログのコピーを配置するには、「レガシー・アーカイブ・ログの有効化」を選択します。詳細は、レガシー・アーカイブを参照してください。
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- ログの場所を指定するには(必要に応じて「詳細オプションの表示」をクリックします):
-
「コンパートメント」で、ログのコンパートメントを選択します。ヒント:ドロップダウン・ボックスに入力して、テナンシ内のすべての区分のフィルタ検索
を実行できます。 -
「ログ・グループ」で、ログのログ・グループを選択します。ヒント:新しいログ・グループ
を作成するには、「新規グループの作成」をクリックします。
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- 「ログ保存」で、ドロップダウン・リストから値を選択します。
- 1か月(デフォルト)
- 2か月
- 3か月
- 4か月
- 5か月
- 6か月
- 「タグ・ネームスペース」、「タグ・キー」および「値」フィールドにタグ付け関連の情報を適用します。
- 「ログの有効化」をクリックします。