オブジェクト・ストレージの詳細

オブジェクト・ストレージ・ログのロギング詳細。

リソース

バケット

ログ・カテゴリ


API値(ID):	コンソール(表示名)	説明
write	書込みアクセス・イベント	書込みイベントのログが含まれます。
read	読取りアクセス・イベント	読取りイベントのログが含まれます。

可用性

オブジェクト・ストレージ・ロギングは、商用レルムのすべてのリージョンで使用できます。

ログに記録する情報のタイプのログ・カテゴリを選択します。たとえば、書込みログを有効にした場合、requestActionプロパティには、PUT、POSTまたはDELETEの値が含まれます。読取りログを有効にした場合、requestActionには、GET、LISTまたはHEADの値が含まれます。

ノート

オブジェクト・ストレージのサービス・ログは、ベスト・エフォート・ベースで配信されます。限られた状況では、少数のログ・エントリが正常に配信されない可能性があります。

オブジェクト・ストレージ・ログの内容


プロパティ	説明
additionalDetails	特定のログに適用可能な場合、次のフィールドが含まれます: versionId: PutObjectおよびDeleteObjectレスポンスから isDeleteMarker: DeleteObjectVersionレスポンスから retentionRuleName
apiType	開始元のオブジェクト・ストレージAPI: native s3-compatible swift
authenticationType	リクエスト認証タイプ: user service resource instance
bucketCreator	バケット作成者のOCID
bucketId	バケットのOCID
bucketName	バケットの名前
clientIpAddress	リクエストしているクライアントのIPアドレス
compartmentId	コンパートメントのOCID
compartmentName	コンパートメントの名前
credentials	リクエスト・セキュリティ資格証明
endTime	リクエスト終了タイムスタンプ
errorCode	存在する場合、エラーを定義するプログラム解析のための短縮エラー・コード
eTag	リソースのエンティティ・タグ(ETag)
isPar	これが事前認証済リクエストかどうかを記述するブール: true false
message	リクエストを記述する判読可能な文字列
namespace	リクエストに使用されたオブジェクト・ストレージ・ネームスペース
objectName	オブジェクトの名前
opcRequestId	トレースのクライアント・リクエストID
principalId	リクエスタのOCID
principalName	リクエスタの名前
region	リージョン識別子
requestAction	リクエストのHTTPメソッド(DELETE/GET/HEAD/POST/PUT)
requestResourcePath	リクエストのリソース・パス
startTime	リクエスト開始タイムスタンプ
statusCode	レスポンス・ステータス・コード
tenantId	テナントのOCID
tenantName	テナントのOCID
userAgent	リクエストをオブジェクト・ストレージに送信したユーザー・エージェント

オブジェクト・ストレージ・ログの例

{
   "time": "2020-09-10T19:04:11.324Z",
   "specversion": "1.0",
   "id": "2901893c-2140-491e-b23d-9cc6649fce67",
   "source": "MyBucket",
   "subject": "MyObject",
   "type": "com.oraclecloud.objectstorage.putobject",
    "data": {
      "additionalDetails": {
        "versionId": "7dec129d-ec60-470f-a153-f44af0ac15a6"
      },
      "apiType": "native",
      "authenticationType": "user",
      "bucketCreator": "ocid1.user.oc1..<unique_ID>",
      "bucketId": "ocid1.bucket.oc1.phx.<unique_ID>",
      "bucketName": "MyBucket",
      "clientIpAddress": "203.0.113.4",
      "compartmentId": "ocid1.compartment.oc1..<unique_ID>",
      "compartmentName": "MyObjectStore",
      "credentials": "<credentials>",
      "endTime": "2020-09-10T19:04:11.324Z",
      "isPar": false,
      "message": "Object uploaded.",
      "namespaceName": "MyNamespace",
      "objectName": "MyObject",
      "opcRequestId": "phx-1:7Tx5sjOAXOlcWKX5F-1Wjz_W2zF8aIeqW8PepNgsKHRlqKm3Mrot9IJAuZbQxBEI",
      "principalId": "ocid1.user.oc1..<unique_ID>",
      "principalName": "jane.smith@example.com",
      "region": "us-phoenix-1",
      "requestAction": "PUT",
      "requestResourcePath": "/n/MyNamespace/b/MyBucket/o/MyObject",
      "startTime": "2020-09-10T19:04:10.679Z",
      "statusCode": 200,
      "tenantId": "ocid1.tenancy.oc1..<unique_ID>",
      "tenantName": "MyTenancy",
      "userAgent": "Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/85.0.4183.83 Safari/537.36"
    },
    "oracle": {
      "logid": "ocid1.log.oc1.phx.<unique_ID>",
    }
}

オブジェクト・ストレージ・ログのオブジェクト名

オブジェクト・ストレージ・データを格納するオブジェクトは、次の命名フォーマットを使用します:

public_log/<bucket_name>/<YYYY-MM-DDTHH_MMZ>[_<seqNum>].log.gz

例:

public_log/example_bucket/2019-03-21T00_00Z.log.gz
public_log/example_bucket/2019-03-21T00_00Z_2.log.gz

コマンドライン・インタフェース(CLI)の使用方法

コマンドの例は、オブジェクト・ストレージの例を参照してください。

Oracle Cloud Infrastructureドキュメント