コンテナの管理

以下のガイドラインに従ってコンテナを管理します。

脆弱性スキャン・プロセス

Oracle Cloud Marketplaceでリストするために発行されたすべてのコンテナ・イメージは、Oracleの脆弱性スキャン・サービスによって自動的にスキャンされます。つまり、パートナー自身がスキャンを実行する必要はありません。

承認条件

リスク・レベルの高い脆弱性またはクリティカルな脆弱性を含むコンテナ・イメージは、承認から自動的にブロックされます。高およびクリティカルなリスクの脆弱性がないイメージのみが、マーケットプレイス上でのリストとして考慮されます。

オプションのパートナ・スキャン

必須ではありませんが、パートナには送信前にイメージをスキャンするオプションがあります。これにより、リスク・レベルで分類された潜在的な脆弱性に関するレポートを取得し、マーケットプレイスの承認のためにイメージを送信する前に問題にプロアクティブに対処できます。パートナがイメージのスキャンを選択した場合、Oracle Cloud Infrastructureの脆弱性スキャン・サービスを使用できます。

リスク・レベルの理解

脆弱性スキャン・サービスは、問題を次のリスク・レベルに分類し、優先度が最も高いものから低いものの順にリストします。
  • クリティカル(最高の優先度)
  • 最大
  • 標準
  • 最小
  • マイナー(最も低い優先度)

パートナのベスト・プラクティス

パートナは、コンテナ・イメージを最新のセキュリティ・パッチで定期的に更新し、コンテナの構築時にセキュアなコーディングおよび構成プラクティスに従うことをお薦めします。脆弱性のためにイメージがブロックされている場合、パートナは脆弱性スキャン・サービスによって提供される脆弱性レポートを確認し、リスクの高い問題およびクリティカルな問題すべてに対処し、更新されたイメージを承認のために再送信する必要があります。