問合せのリソースの選択

モニタリングでメトリック・データを問い合せる際にリソース固有のディメンションを選択して、返されるメトリック・データをリソースに制限します。

使用可能なディメンションは、メトリックによって異なります。

このページでは、リソース固有のディメンションを介してリソースからメトリックを問い合せる方法について説明します。コンソールでリソースの詳細ページに移動して、リソース固有のメトリック・チャートにアクセスすることもできます。単一リソースのデフォルトのメトリック・チャートの表示を参照してください。

問合せのトラブルシューティングについては、問合せのトラブルシューティングを参照してください。

例1: 名前によるリソースの選択
DiskIopsWritten[1m]{resourceDisplayName = "wordpress"}.rate()
例2: OCIDによるリソースの選択
DiskIopsWritten[1m]{resourceId = "ocid1.instance.oc1.phx.exampleuniqueID"}.rate()
  • この項では、リソース固有のディメンションを選択して、「メトリック・エクスプローラ」ページでリソースを選択する方法について説明します。アラーム問合せの編集については、基本アラームの作成を参照してください。

    1. 「メトリック・エクスプローラ」ページで「基本問合せの作成」
    2. 問合せが開いていない場合は、「問合せの編集」を選択して開きます。
    3. 基本モード(デフォルト)を使用してリソースを選択するには、次の情報を指定します。

      一部のメトリック・ネームスペースには、その他のディメンション・フィールドが表示されます。たとえば、oci_autonomous_databaseメトリック・ネームスペースにはデプロイメント・タイプ・フィールドが表示されます。詳細は、サービス固有のドキュメントを参照してください。

      • ディメンション名: メトリック定義に指定されている修飾子。たとえば、ディメンションresourceIdは、CpuUtilizationのメトリック定義で指定されます。

        選択したコンパートメント内の特定のリソースを選択するには、resourceDisplayNameなど、リソース固有のディメンションで結果をフィルタリングします。

        ノート

        ディメンションの長いリストはトリミングされます。

        • 名前別にディメンションを表示するには、ボックスに1つ以上の文字を入力します。リフレッシュ(トリミング)されたリストに、一致するディメンション名が表示されます。
        • メトリックのすべてのディメンションを取得するには、メトリック定義のリストを参照してください。
      • ディメンション値: インスタンスのリソース識別子など、指定されたディメンションに使用する値。
      • 追加ディメンション: ディメンションに別の名前/値ペアを追加します。
    4. MQL式を更新してリソースを選択するには、次のステップに従います:
      1. 「拡張モード」を選択します。
      2. 「問合せコード・エディタ」ボックスでテキストを編集します。
    5. 「チャートの更新」を選択します。
  • メトリック・データを問い合せるには、oci monitoring Metric-data summary-metrics-dataコマンドおよび必須パラメータを使用します。--query-textパラメータを使用して、リソース固有のディメンション(MQL式の一部)を選択します。

    oci monitoring metric-data summarize-metrics-data --query-text <mql_expression> [...]

    CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、モニタリングのコマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • SummarizeMetricsData操作を実行して、メトリック・データを問い合せます。query属性を使用して、リソース固有のディメンション(MQL式の一部)を選択します。たとえば、SummarizeMetricsDataDetailsを参照してください。