ヘルス・チェックの構成

OCIコンソールを使用して、ネットワーク・ロード・バランサ・バックエンド・セットのヘルス・チェック・ポリシーを設定します。

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーキング」をクリックして、「ロード・バランサ」をクリックします。「ネットワーク・ロード・バランサ」をクリックします。「ネットワーク・ロード・バランサ」ページが表示されます。
  2. リストからコンパートメントを選択します。そのコンパートメント内のすべてのネットワーク・ロード・バランサが表形式でリストされます。
  3. リストから状態を選択して、表示されるネットワーク・ロード・バランサをその状態に制限します。
  4. ヘルス・チェックを構成するバックエンド・セットを含むネットワーク・ロード・バランサを選択します。ネットワーク・ロード・バランサの「詳細」ページが表示されます。
  5. 「リソース」の下の「バックエンド・セット」をクリックします。「バックエンド・セット」リストが表示されます。すべてのバックエンド・セットが表形式でリストされます。
  6. ヘルス・チェックを構成するバックエンド・セットをクリックします。バックエンド・セットの「詳細」ページが表示されます。
  7. 「ヘルス・チェックの更新」をクリックします。「ヘルス・チェック」セクションが表示されます。
  8. バックエンド・サーバーのヘルスを確認するテスト・パラメータを指定します。既存のヘルス・チェック・ポリシーを更新する場合は、すべてのパラメータが必須です。
    • プロトコル: 使用するプロトコル(HTTPまたはTCP)を指定します。

      ノート

      ヘルス・チェック・プロトコルをアプリケーションまたはサービスと一致するように構成してください。

    • ポート: ヘルス・チェックを実行するバックエンド・サーバー・ポートを指定します。

      ノート

      ヘルス・チェックでバックエンド・サーバーのトラフィック・ポートを使用するように、値'0'を入力できます。

    • URLパス(URI): (HTTPのみ)ヘルス・チェックを実行するURLエンドポイントを指定します。

      例:

      /health 

      (この値は、ヘルス・チェック・アプリケーションで一般的に使用されるパスです)。

    • 間隔(ミリ秒): ヘルス・チェックの実行頻度をミリ秒単位で指定します。デフォルトは10000 (10秒)です。

    • タイムアウト(ミリ秒): ヘルス・チェックの応答を待機する最大時間をミリ秒単位で指定します。ヘルス・チェックは、このタイムアウト期間内に応答が返された場合にのみ成功します。デフォルトは3000 (3秒)です。

      ノート

      ヘルス・チェックが正しく動作するように、間隔値より小さいタイムアウト値を入力してください。

    • 再試行回数: バックエンド・サーバーを異常とみなすまでに試行する再試行回数を指定します。この数値は、サーバーを正常な状態にリカバリする場合にも適用されます。デフォルトは3です。

    • ステータス・コード: (HTTPのみ)必須。正常なバックエンド・サーバーが返す必要のあるステータス・コードを指定します。

    • レスポンス本文の正規表現: (HTTPのみ)オプション。バックエンド・サーバーからのレスポンス本文を解析するための正規表現を指定します。システムでは、ここの空白のエントリは値".*"として扱われます。

      ノート

      ヘルス・チェックでは、すべてのフィールドが一致する必要があります。ステータス・コードとレスポンス本文の両方が、指定どおりに一致する必要があります。

  9. 「保存」をクリックします。