ネットワーク・ロード・バランサの作業リクエスト

各ネットワーク・ロード・バランサ操作の作業リクエストに関する情報を生成します。

多くのネットワーク・ロード・バランサ・リクエストは、すぐに有効になりません。このような場合、リクエストによって、実行のための非同期ワークフローが生成されます。

進行中のワークフローを可視化するため、ネットワーク・ロード・バランサによって作業リクエスト・オブジェクトが作成されます。一部の操作は他の操作の完了に依存するため、各操作の作業リクエストをモニターして、それが成功したことを確認してから次の操作に進む必要があります。たとえば、バックエンド・セットを作成し、その新しいセットにバックエンド・サーバーを追加するには、最初にバックエンド・セットを作成する必要があります。その操作が完了したら、バックエンド・サーバーを追加できます。

バックエンド・セットの作成が完了する前にバックエンド・サーバーを追加しようとした場合、システムでは、サーバーを追加するリクエストの成功は保証されません。バックエンド・セットを追加するリクエストをモニターしてそのワークフローの完了時を確認した後、バックエンド・サーバーを追加できます。

次の作業リクエスト管理タスクを実行できます:

ネットワーク・ロード・バランサの作業リクエストをリストします。

作業リクエストの詳細を取得します

作業リクエスト・エラーのリスト

作業リクエスト・ログのリスト

作業リクエストの状態

作業リクエストの状態は:

作業リクエストの状態
状態 説明
ACCEPTED リクエストは、処理対象の作業リクエスト・キュー内にあります。
IN PROGRESS 指定されたリクエストに対して作業リクエスト・レコードが存在しますが、関連付けられたWORK_COMPLETEDレコードは存在しません。
SUCCEEDED このリクエストに対して作業リクエスト・レコードが存在し、関連付けられたWORK_COMPLETEDレコードの状態はSUCCEEDEDです。
FAILED このリクエストに対して作業リクエスト・レコードが存在し、関連付けられたWORK_COMPLETEDレコードの状態はFAILEDです。
ノート

ネットワーク・ロード・バランサでは、作業リクエスト操作をサポートするために一般的な作業リクエストAPIは使用されません。かわりに、APIがネットワーク・ロード・バランサの作業リクエストをサポートしています。