最新のプロバイダの取得

Terraform構成のバージョン制約内で、ジョブの実行時に、構成されているTerraformプロバイダのソースから使用可能な最新バージョンを取得します。計画、適用、破棄、インポート状態、ドリフト検出の実行の各タイプのジョブを実行するときに、最新のプロバイダを取得できます。

ジョブの最新バージョンのプロバイダを取得する場合、リソース・マネージャはスタックの依存性ロック・ファイルを自動的に管理します。

Terraform構成のプロバイダ・バージョンが、スタックでジョブが最後に実行されてから変更された場合は、このステップが必要です。プロバイダは、Terraform構成のバージョン制約内で更新されます。

開始する前に

最新のプロバイダを取得するための前提条件を確認します。

  • スタックではTerraformバージョン0.14以降を使用する必要があります

  • スタックが古い場合は、Terraformレジストリを使用するようにアップグレードする必要があります。古いスタックでのTerraformレジストリの使用を参照してください。

  • これらのステップでは、スタック内のジョブの最新のプロバイダを取得する方法を示します。コンパートメント内のジョブの最新のプロバイダを取得することもできます。
    1. ナビゲーション・メニューを開き、「開発者サービス」をクリックします「リソース・マネージャ」で、「スタック」をクリックします。
    2. 「スタック」ページで、必要なスタックを含むコンパートメントを選択します。
    3. 目的のスタックの名前をクリックします。
    4. 「スタックの詳細」ページで、必要なジョブのタイプを実行するオプションを選択します。
    5. 選択したジョブ・タイプのパネルで、「拡張オプションの表示」をクリックし、「プロバイダ・バージョンのアップグレード」を選択します。
    6. ジョブを実行します。
  • 実行するジョブのタイプにコマンドおよび必須パラメータを使用し、--job-operation-details-is-provider-upgrade-requiredtrueに設定します。

    たとえば、プラン・ジョブの実行時に最新のプロバイダを取得するには、oci resource-manager job create-plan-jobコマンドを使用して、--job-operation-details-is-provider-upgrade-requiredtrueに設定してプラン・ジョブを実行します。

    oci resource-manager job create-plan-job --stack-id <stack_ocid> --job-operation-details-is-provider-upgrade-required true

    CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、リソース・マネージャ・コマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • ジョブの実行時に最新のプロバイダを取得するには、CreateJob操作を使用します。

    CreateJobDetailsを定義する場合は、jobOperationDetails (CreateJobOperationDetails)を指定し、isProviderUpgradeRequiredtrueに設定します。