スタックのクイック作成リンクの作成
クイック作成リンクを使用すると、Oracle Cloudコンソールからリソース・マネージャ・スタックを迅速に起動して実行できます。
URL問合せパラメータで構成の場所および変数のオーバーライドを指定して、単一の「スタックの作成」ページを事前移入できます。クイック作成リンクを使用すると、スタックの作成プロセスが簡略化されます。リンクによってワークフロー・ページ数が減り、ユーザー入力が少なくなります。これらのリンクは、同じTerraform構成に異なる値を指定する複数のURLを作成できるため、構成の再利用を最適化します。
サポートされているパラメータ
リソース・マネージャでは、スタックのクイック作成リンクで次のURL問合せパラメータがサポートされています。
パラメータ | コメント |
---|---|
zipUrl |
必須です。サポートされているプロバイダに格納されているTerraform構成への.zipファイルのURLを指定します。 サポートされているプロバイダ 次のプロバイダは、スタックのクイック作成リンクの zipUrl パラメータでサポートされています。
|
zipUrlVariables |
オプションです。指定された変数の値を指定します。有効なJSON形式である必要があります。 |
例
次の例は、MuShop Basic Quickstartsテンプレートに基づいています。問合せ文字列には、必須のzipURL
パラメータと、リソース名の値を指定するオプションのzipUrlVariables
パラメータが含まれます。
次のURLには、スキャンを容易にするために改行が追加されています。
https://cloud.oracle.com/resourcemanager/stacks/create
?zipUrl=https://github.com/oracle-quickstart/oci-cloudnative/releases/latest/download/mushop-basic-stack-latest.zip
&zipUrlVariables={"autonomous_database_name": "overrideName"}
次のURLには、前の例と同じパラメータが含まれていますが、改行は削除されます。このURLは、実際のURLフォーマットです。
https://cloud.oracle.com/resourcemanager/stacks/create?zipUrl=https://github.com/oracle-quickstart/oci-cloudnative/releases/latest/download/mushop-basic-stack-latest.zip&zipUrlVariables={"autonomous_database_name": "overrideName"}
URLの例では、Oracle Cloudコンソールで「スタックの作成」ページが開き、指定された値がパラメータに自動的に使用されます。